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中日新聞(全国版)で紹介されました。 [海外インターンシップ]

今日、5月2日付けの中日新聞(北陸地区は「北陸中日新聞」)の生活欄で、今年行なったタイでの海外インターンシップが紹介されました。ぜひ、お近くの販売店、コンビニ等でお買い求めくださ~い。


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ドゥアン・プラティープ財団 [海外インターンシップ]

海外インターンシップ@タイの受入先のひとつがドゥアン・プラティープ財団。前回、保育士の資格をもつ33歳(男性)が、ドゥアン・プラティープ幼稚園で3日間の職場体験をしました。
http://www.dpf.or.th/jpn/index.html

ドゥアン・プラティープ財団は、職員100人。スラムに生まれたプラティープさん(当時16歳)が1968年に自宅の一室でスラムのこどもたちのための「一日一バーツ学校」という託児所を開きました。一バーツは日本円で3.2円。25日だと、3.2円×25日=80円。タイのバイクタクシーの一回の料金が40円だから、2人乗せれば預けれます。ですから、高くはありません。ドゥアン・プラティープ幼稚園は、スラムのこどもたちの「衛生」と「栄養」、それと「どんな環境でも何事も一人でできる社会的人格を形成する学習」に取り組んでいます。

タイのバンコク都内には1800ヶ所のスラムがあり300万人が住んでいるといわれています。ドゥアン・プラティープ財団のあるスラムは、クロントイです。表通りから一歩入った路地裏のような社会です。路地は人がすれちがえないくらいです。住居は狭く、屋根は波トタン。床下は港に近いために海水です。悪臭がたちこめて、訪れた私たちを荒涼たる気分にさせます。

先日、プラティープさん(現在53歳)が新聞で紹介されていました。「先月まで上院議員だったが、その任期が終わり、財団の仕事に当面専念する。」とありました。彼女は、約28年前「アジアのノーベル賞」と呼ばれるラモン・マグサイサイ賞を受賞した人です。ドゥアン・プラティープ幼稚園で職場体験をした33歳の彼は、体験中プラティープさんと会い名刺交換したようです。私は、残念ながらお会いできませんでした。でも、幼稚園児の元気のいい声を聞けただけでとても嬉しい気持ちになりました。


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タイ海外インターンシップ⑪ [海外インターンシップ]

帰路、セントレア空港から名鉄に乗り換えたとき、「せかされている」感じが(脳のまわりで)した。電車や従業員、乗降客の動きのペースがとても早かったせいだろうか?

「早くしないと乗り遅れるぞ!」そんなメッセージが‥
また、乗り遅れた人に対して、「なにやってんだ」というまなざし‥

今の日本社会には、そんな視線があるような気がした。それは監視されている社会(って、被害妄想に近いかも?)。フランスの哲学者ミシェル・フーコーのいう「パノプティコン」という見えない装置がシステムとして今の日本で作動している。「パノプティコン」とは、刑務所を高~い位置から一望できる監視システム(日本風に言えば、「風呂屋の番台」)のことである。

一方、タイは「優しいまなざし」の社会。許し、認めあう社会という感じがした。なにせ、どの仏像をみても、みなさん笑っておられました。「風呂屋の番台」が笑ってる社会。だから、タイの人も笑っておられました(これぞ、まさに「微笑返し」‥)。

日本人は、「せかされている」。だから、物事をじっくり考えることができない。私は、もっと考えるべきだと思う。いや、もっともっと考えるべきだと思う。そして、焦らず、ゆっくり行動すればと思う。長い目で見たら、その方が目的の場所に早く着いちゃったりして、もし着かなかったとしてもその過程を楽しめればそれでいいんじゃなのかなあと思う。カメのように‥。


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タイ海外インターンシップ⑩ [海外インターンシップ]

就労体験は、体験だが仕事をしているのと時間的には同じ。タイの滞在の7日間のうち、6日間は就労体験だから実働6日仕事をしたようなものだ。だから、オフのアフターファイブは参加者にとっての「楽しいイベント」だったようだ。

その「楽しいイベント」とは、ホテル近くでの食事と買い物。

<食事>
夕食は、7時頃にホテルのロビーに集合してみんなで食べた。できるだけ、近場で。結局みんな日本食は食べなかった。タイの料理はどれも美味い。いろいろ食べた。列挙してみる‥

チャーハン(カオパットライなど)、パイナップルチャーハン(パイナップルをくりぬいてお椀替わりにしてある)、焼ビーフン(パッタイ)、ソムタム(青パパイヤ)、タイスキ、肉のせごはん、カレーラーメン(チェンマイで世界一美味しいといわれている店で食べた)、ごはん、もち米(手で食べる)、果物各種(パイナップル、スイカなど)、ラーメン各種‥、(飲み物関係)スイカのジュース、ビール(レオビオとシンハがあるが、私はレオビオかな‥)などなど

<買い物>
ちょっとした買い物も必要になってくる。そんなときは、近くのデパートの食料品、日用雑貨品売り場やスーパーへ行く。目的は、洗濯洗剤だけなのに、他の商品や値段をみていると興味が尽きない。お菓子も見たことないものがあったり、逆に日本のお菓子があったり。タイ製のものは安いけど、輸入品は日本と同じくらいの値段だったり、それになるほどねぇと変に納得したりして‥という感じだ。

そういう「楽しいイベント」も大事な要素である。ささいな事かもしれないが、就労体験に集中できる環境を整えるという意味では、参加者に余分なところ(夕食をどこでするのか、買い物をどこでするかを探す)に手間と時間にかけさせたくないし、気分転換も必要である。そうすると、ホテル周辺で食事(しかも安くて美味しい店)や買い物(なんでもそろっているような店)ができるところの情報を提示してあげることも大事な事だなぁと、今回思った次第であります。


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タイ海外インターンシップ⑨ [海外インターンシップ]

就労体験中は、国内、海外問わず、私から教えることは何もない。することと言えば、キャリアカウンセラーとして、参加者の話を傾聴することくらい。それと事前の以下の①をしっかりやっておくこと。就労体験は、次のPDSサイクル(Plan-Do-See)の形をとる。

①参加者が自分から学びたいと思うことや目的を明確にする。
②偶然の出来事も含めて、出会いや体験で感じることを優先する。
③その出来事を自分なりに考えて、身につけ、次の行動につなげる。

学校のお勉強とはぜんぜん違う。そもそも、学校の先生はお金儲けの方法を知らないし、職業選択の支援スキルもない。それに、教えるということは、話しをしたり、授業したりすることだけではないはずだ(な~んて)。

今回のタイ海外インターンシップに同行した私自身、学んだことがたくさんあった。それは、当初目的としていたこともあるが、予期しなかったことから学んだことも多かった。そのひとつが、

国家<民族。

名古屋から飛行機に乗ってバンコクに着いたとき、「か~るく、国境を越えた」と感じたこと。それと、最終日チェンマイ市から車で2時間ほど山に入ったところにあるタイの山岳民族の集落を訪れたとき、「民族っていうものが存在するんだ」と実感したことから、そう思うようになった。

国境は人間が勝手(ここまで言うか?)に引いた線だが、民族は自然や文化、風俗、信仰、思想など長い歴史を経て培われたものだ。それらと接するときは、とても慎重に触れなければならないのではないかと思うようになった。

今までは、物事を国という単位でしかみていなかったが、民族という単位でみるようになった。また、民族は決して侵害してはいけない(国ならいいのかという訳ではもちろんない)。尊重しあい共存できればいいと思った。

また逆に、日本の国がどうかとか、さらには県や市がどうかという単位の問題には一定の距離を
もって考えるようになった(無関心になったというわけではない)。

このようなことは、タイで誰かから聞いたり、本を読んだりしたことではなく、そこで感じ得たことであり、ものの見方のフレームが一つ増えた。短い間だったが、私がタイで学んだことの一つだ。


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タイ海外インターンシップ⑧ [海外インターンシップ]

<タイでの就労体験プログラムのメニューのご紹介>

●HIV感染孤児の生活支援施設
こども31人 タイ人スタッフ15人 日本人スタッフ5人
※こどもが好きな人(逆に、苦手な人でもOK)
※HIVを知りたい人、啓発活動に関心のある人
※できれば絵画、踊り、音楽など一芸をお持ちの人
 (こどもたちに教える、又は一緒になって遊べる人)
 現在、クリエーター等として働いている人

●スラムの子ども達の幼稚園
職員100人(小中学校は、生徒1200人)
※こどもが好き、こどもと遊ぶのが好きな人
※幼児教育に関心のある人
※難聴児教育に関心のある人

●スラムの子ども達の放課後教育、図書館
日本人10人(ボランティア含む) スタッフ80人
※スラムに関心がある人
※タイの山岳民族の学校教育に関心のある人
※日本の学校に馴染めないこどもなど

●有機農法で野菜づくり、加工品をつくる農場
地元タイ人スタッフ22人(代表者は日本人)
※食や有機農業に関心のある人
※農作業に従事したい人
※若い人(高校生も含む)

●タイの国技であるムエタイ(キックボクシング)ジム
スタッフ3人(代表者は日本人)練習生約15人
※柔道整復師や理学療法士、スポーツインストラクター
※栄養士
※ムエタイのトレーニングを経験したい人

●タイ古式マッサージ学校
スタッフ5人(先生は日本人)
※健康、リラックス、癒し系のスキルを向上させたい人
※将来、マッサージの道でプロを目指したい人
※東洋医学に関心のある人

●タイでの健康回復・増進プロデューサー
スタッフ2人(代表者は日本人)
※障害者、高齢者の健康、機能回復に関心のある人
※メンタルヘルス、ストレス解消を必要としている人
※インド哲学、ヨガに興味、関心のある人

以上が現在準備されている事業所ですが、必ずしも(※)に限るわけではありません。参加希望される方の興味・関心、能力、価値観に応じてコーディネートいたします。また、この他にもこんな事業で就労体験したいというご要望があれば応じていきたいと考えております。

マイジョブHP(http://www.toyamav.net/~myjob/)の[問い合わせ]から、お気軽にどうぞ。


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タイ海外インターンシップ⑦ [海外インターンシップ]

インターンシップ(あるいは就労体験)を何故タイでするのか?

それは、日本人とタイ人では仕事観が違うからである。

               <タ イ>                    <日 本>
①働き方     せかせかしない(マイペース)        せかされている(無意識的に)
          勤勉(早くもないがスローでもない)    勤勉(常にスピードが求められる)
②大切なこと   互いに尊重し協力しあうこと       他者(社)との競争に勝ち残ること
③求めること     人間関係重視志向          自己実現(「何をやりたいか」)志向
④仕事の場   貧しさ・個々人の弱さの解消       強さの誇示・そのための虚勢をはる   

このように、タイと日本では大きく違う。だから、タイなのである。

インターンシップで、タイと日本を比較する。そのことで、日本(自分自身)の仕事に対するとらえ方をもう一度考え直してみる。そうすれば、日本(自分自身)を相対化して考えられるようになる。

日本(自分自身)の仕事のとらえ方は、正しくもなく、唯一でもなくして、たくさんのあるうちの一つに過ぎない。タイに行けばそれが分かる。タイで、今の自分自身の仕事観と重ねあわせたり、関係させたり、比べたりして、固有の納得感の伴う「私の仕事観」を作り上げていく。そのきっかけができる。

それが、タイ海外インターンシップで期待される成果である。

文責/自称:しごと研究家 盛田淳(もりたあつし)。なんちゃって。


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タイ海外インターンシップ⑥ [海外インターンシップ]

タイの挨拶は、「サワディカ~プ」と言いながら、両手を合わせ一人一人に少し頭を下げる。

また、街の所々に金色と彩度の高い色の装飾を施した仏壇があり、そこで履物を脱いで線香を上げ手を合わせ仏様に向かい祈る。そういう姿があちこちで見られる。若い人も同じように祈っている。

こういう生活や行動が習慣となっている。そういうことからタイの人達の信仰心の厚さが窺える。

こういう何気ない行動が、私はタイの人達の「微笑み」の秘密ではないかと考える。

つまり、手を合わせる、祈るという日常の行動と自分の自己概念(自分をどうみているのか)が一致しているのである。だから、自分を肯定できる。自分を肯定できれば、自分を好きになれる。だから、人に優しくなれる。

日本人には信仰心がない。事実、私も仏教徒(浄土真宗大谷派)といえなくもないが、そうではないといえなくもない(一体、どっちなんだ)。細野晴臣(いわずと知れた元YMOの一人)は、外国人にあなたの宗教は何かと聞かれたとき、「今まではブッディストと答えていたが、最近はアニミストと答えている」らしい。それを聞くと、私もそうしようかなぁと思ったりして、とても軽薄なのであ~る。


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タイ海外インターンシップ⑤ [海外インターンシップ]

タイに着いてから4日目頃から、私自身が「元気がなくなっている」のに気づいた。

実際、二つ目の宿泊先バーロムサイのゲストハウスのテーブルにすわっている私をみて、参加者の一人が「盛田さん、元気ないですね。大丈夫ですか?」と声をかけてきた。

私は「そんなことないよ」と答えた。そのとき、私は無駄な力が抜けていた。頭であれこれと思考をめぐらしていた。気持ちも充実しているし、体の状態も悪くない。でも、「元気がない」ように自分でも感じ、他の人には「元気がない」ように見えるようだ。でも、この状態が自分にはちょうどいい。

タイは、「元気がなくなる国」=「元気が必要とされない国」なのだ。

日本では、「元気が出るテレビ」とかあったように、元気を出すことが必要とされる。「今日も元気出していこう」ってよく言う。でも、それって「無駄な」という形容詞が「元気」の前についている気がする。

だから、「今日も元気出さないで、力抜いていこう」ってくらいが私にはちょうどいい、日本にいても。


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タイ海外インターンシップ④ [海外インターンシップ]

往路=富山駅→名古屋駅→セントレア空港→バンコク空港→バンコク市内ホテル。

移動の間、タイの日付は変わった。でも日本はまだ零時前。そんな日付の狭間に、ホテルにチェックインした(ちなみに、タイと日本の時差は2時間)。

一行は、一度各自の部屋に入り、少し夜の街を徘徊(屋台とセブンイレブン)し眠りについた。

宿泊は、アリストンホテル。BTS(高架式鉄道)の駅やエンポリアムという百貨店が近くて便利だ。
朝食のバイキングもすごく美味しかった。特にカオバッタライ(チャーハン)とフルーツは絶品である。

アリストンには4泊した。我々3人と現地の谷田貝氏とでこのロビーでよく打合せをした。何日目だったろうか。少し待ち時間があったので、アリストンのロビーをぼーっとみていた。す~る~とぉ~?

「あれっ、このロビーに何人働いているんだぁ~?」と疑問に思った。早速、数えてみる。
1、2、3、4、‥9人。9人もいる。
<尚、内訳は、以下の通り>
ドアマン(お客が通りたびにドアを開け閉めをする・男性)
荷受人(荷物の一時預かりカウンターにいる・男性)
監視員(警察官?腰にはピストルのようなものが・男性)
掃除係(気がつけば掃いたり拭いたりしている・女性)
フロント(お客のチェックイン-アウトなどなど・女性2人)
ラウンジ(オーダーをきいて飲み物などをサーブする・女性)
他に、レストランの接客係(女性2人ほど)が行来きしている。

一方、客は‥。私を入れても2人。時間が中途半端だったせいもあるが、9人対2人である。

う~ん。彼らは一体何をしていぃ‥?でも、決して暇そうでも退屈そうでもない。楽しそうである。そして、なによりみんな小奇麗だし、親切そう。笑っているように見える。だから、とても居心地がいい。

日本なら、合理化とか何とかで、メカトロニクス技術やコンピュータを駆使して人を減らすだろうけど、タイは人件費が安いからか、従業員が贅沢なほどいて働いている。

タイであたり前なことが、日本では非常識。合理化や人件費減らしはひとつの経営戦略かもしれないが、それを盲目的に正しいと考えるのは短絡的かも。非合理的=悪ではないはずだ。いつの間にか合理的=善という日本式価値観に慣らされている自分がそこにあった。

ロビーにこれだけの従業員がいれば、お客(少なくとも私)は安心できる。これは、サービスが高い。
それに従業員の方も、たとえ安い賃金であろうとも、働く場を得ていることはうれしいことなのだろう。

どっちが気持ちいいか?それは個人の価値観によって違うだろうが、私は自動ドアよりドアマンのいる手動ドアの方がE気持ち(-沖田浩之風に「筒美京平」作曲・1981年のヒット曲-)だった。


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タイ海外インターンシップ③ [海外インターンシップ]

タイでの最後の体験場所は、バーロムサイというHIV孤児のための生活施設です。http://www.banromsai.jp/

そこには、31人のこども(3~14歳)と15人のタイ人スタッフ、5人の日本人スタッフがいます。
場所はタイ北部のチェンマイ市。もと果樹園で、大きさは東京ドームのグランドの約半分。

バナナ、マンゴー、パパイヤの木々とブーゲンビリア(色鮮やかなマゼンタ色!)やバラなどの花が咲いています。野鳥のさえずり、ニワトリの鳴き声が聞こえます。空は雲ひとつないスカイブルー。

こどもたちは、その豊かな自然のなかで弓矢をつくったり、木と木の間にブランコをつくったり、互いにじゃれあったり、一人で佇んでいたりと、思い思いの時を過ごしています。

私も日陰(気温は35℃+湿度は30%=過ごし易い)でのんびりしていたら‥。思いつきました。

これは、ネイチャーシャドウイングだ!

と。つまり、ジョブシャドウイング(仕事をしている人を観察する学習方法)と同じく、自然を観察して自然からから学んでいるのではないかと‥。そうだ、そうに違いない。そういうことに決めた。決して、オヤジがなまけて日陰で休んでいるわけではないのだ。


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タイ海外インターンシップ② [海外インターンシップ]

さて、タイでの就労体験プログラム(2・20-28)に同行した感想から‥

過程が見えない社会 日本

え~、極めて私事ですが、7泊もいたしますと、途中衣類を洗濯しました。お風呂で手で洗濯しました。石鹸でゴシゴシしてるとき、衝撃を覚えました。洗濯物がキレイになるの様子をみてうれしくなった自分に衝撃を覚えました。あれっ、「洗濯って楽しい!」。え~~っ、そんなことあり。汚れ物(そんなに汚れていたのか?)が見る見るキレイになっていく。それが気持ちいい。日本では味わえない感覚だ。

日本では、洗濯=洗濯機。そのキレイになる過程は見えない(隠している?)。キレイになったモノだけを拝見することができる。でも、洗濯に限らず、日本では見えない過程がタイでは見えるということが多かった。

タイには、自動販売機がない。ジュース、ビール、たばこ。これは、機械の価格>人件費だからと思われる。自動販売機の代わりに、路上には露店が所狭しと並んでいる。それが、街の賑やかさを形成している。また、お金を使う交換という行為がヒトとヒトとの間で行なわれる。そこで、「コープク~ンカ~プ(=ありがとう)」の言葉と笑顔が交換される。気持ちが潤びるひとときだ。

また、家庭も可視化できる。家庭とは、こどもを育てる過程(だじゃれではない)である。それを街や村の随所で見ることができる。母親、赤ちゃん、おばあさん、プラス近所の女性陣が集まって、こどもを見守っている。そんな様子をみると、こちらまで微笑ましくなってくる。

バンコクの街では、屋台の仕事を手伝う小学生。母親と店番する三歳くらいの子。団地の隙間で遊ぶ男の子が守衛のおじさんとじゃれあっている。知らず知らず、こどもと大人の働く姿が見えている。

果たして、日本社会、こどもは大人の働く姿が見えるのだろうか?


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タイ海外インターンシップ① [海外インターンシップ]

3月1日に、タイから帰ってきて書きたいことが体中に充満している状態です。
さあ、どこからでもかかってきなさいって感じです(って、誰に言ってるの?)。

まずは、タイから日本に戻ったときの印象から‥

「日本のメディア(特に、テレビと週刊誌)はモラルが低下している」と思いました。あくまで、タイと比べてなので、世界的にどうかはわかりませんが世界一です。おそらく世界一、世界一だろうなぁ、まちょっと覚悟はしておけ‥(「関白宣言」より)。

帰ってきてテレビを見たとき、ニュース番組も含めて「とても見れたもんじゃないなあ~」と感じました。「スキャンダルと犯罪のことしか言ってないじゃないか」。さらに、コマーシャルもそれらを煽るかのように流れている‥。とても健康的とは言えない。これをこどもたちがみたら、どうなるのだろうか。どうかしないと‥。どうかしないと、って言っても。例えば、少しでも見せないようにするとか、子供向け番組しか大人も見ないという手くらいしか思い浮かばないのですが‥。とにかく、これはまずいんじゃないかと直観しましたね。

週刊誌は、これはもう立派なポルノですね。タイでは、ここまで露出度が高い雑誌は置いてありませんでした(なんで知っているんの~‥?いや、そうじゃなくて)。タイでの就労体験先でこのようなエピソードがあったそうです。バーンロムサイという生活支援施設に誰かが忘れていったと思われる日本の『週刊○○○』が、無造作においてあったそうです。それを見たタイ人スタッフが「こんなポルノをおくなんて」と代表(日本人)の方に言ったそうです。代表の方が、そういう目でみると確かにこれは立派なポルノだと‥そう気づいたそうです。週刊誌だけに、習慣って恐ろしいですね(おいおい、これがオチかい)。

ということで、今日はこの辺で‥。

(お礼)2月20日タイ出発の日、富山駅までわざわざ見送りにきてくれた経営者1年生さんへ。
三人とも無事帰ってきました。ありがとうございました。ちなみに、もうすぐ2年生ですね。また。


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タイ海外インターンシップ [海外インターンシップ]

こんにちは盛田です。サワディカッ~プ(タイ語で、「こんにちは」=もともと「あなたに幸せを」の意味)

約10日間、富山を離れていました。

タイのバンコクとチェンマイに行ってきました。

二人の若者(26歳と33歳の男性)の就労体験の同行と、今後の就労体験先への挨拶です。
合わせて七ヶ所の事業所を訪問してきました。

今回の目的は、就労体験した若者が、自らの意志で、小さな一歩を踏み出すことです。
そのお役に立てたとしたら、何よりです。

ご協力して頂いた「ヤングジョブとやま」の皆様及び関係各位、そして私の家族に感謝いたします。
ありがとうございます。コップンカ~プ(タイ語で、「ありがとう」の意味)。


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タイ海外インターンシップ 実施中 [海外インターンシップ]

NPO法人マイジョブクリエイションズのHP→http://www.toyamav.net/~myjob/

エントリーシートの添削指導のブログ→http://toto2000.blog.ocn.ne.jp/shigoto/
お問い合わせは、戸田智弘 (トダ トモヒロ) e-mail:toto2000@mountain.ocn.ne.jp まで

2月20日-3月1日まで、タイ(バンコク・チェンマイ)で就労体験プログラムを実施しております。http://www.toyamav.net/~myjob/internship.htm

その間、ブログはお休みさせていただきます。マイジョブの事業内容については、上記のホームページを、エントリーシートや職務経歴書などの作成(無料サービス-お試し期間実施中!)については、上記のブログをご参考下さい。また、お問合せは、戸田のメールアドレスまでお願いいたします。

それでは、しばらくの間留守にいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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タイ海外インターンシップ 準備中 [海外インターンシップ]

連日、トリノの冬季オリンピックの報道がされています。ちなみに、私は94年リレハンメル五輪NHK放送テーマソング高橋真梨子「遥かな人へ」が好きです(もう12年前の話?けぇ~、ふる~)。

さて、マイジョブでは(って急に話しがかわりますが)、今月20日から28日までタイでの就労体験を行います。あと5日、今その準備も大詰めを迎えております。

航空券、JR券、パスポート、海外旅行傷害保険、海外旅行用変圧器およびプラグ、帽子、半袖、半ズボン(遠足みたい)、栓抜き(ホテルにないそうです)、マスク(道路が排気ガスでいっぱい)、裸足ではけるサンダル、富山の薬などなど‥。並べてみると結構な量になってます。

20日富山駅11時30分集合で、11時51分発のしらさぎで名古屋へ、名古屋からタイのバンコク入り。そこから、参加者3名(私を入れて)が、バンコク、チャンマイなど延べ7ヶ所の受入先を訪れます。帰りは、バンコクから名古屋に28日の早朝着く予定です。

その間、ブログはお休みさせていただきます。帰ってから、またご報告したいと思います。

それでは、皆様、マイジョブのK点越えのジャンプにご期待くださいませ~。ヨロピクゥ~。


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タイ海外インターンシップ 決定 [海外インターンシップ]

2月に入り、なんだかいろいろ動き出した感じです。

そのひとつは、プロ野球のキャンプイン。注目の楽天(って誰が注目しているのか)は、野村監督のもとで、ゼロからの戦いに挑む(去年はなんだったんだ)。テレビのニュースでもかつて現役のときの「背番号19」の野村克也の勇姿を見たゾ。「似合ってないなぁ‥」なんて、相変わらずぼやく声も‥。それと、一場。楽天と言えば一場。一場と言えばタイ。彼は密かに自主トレをタイで行なっていたのだ。ということを、実はあるルートから私は知っていた。下半身強化に成功したそうだ。(http://www.nikkansports.com/ns/tohoku/rakuten/p-th-tp3-060131-0002.html

2月、タイ、そう海外インターンシップの出発日が決まりました。2月20日です。富山駅11時51分発しらさぎ8号で行って来ます(だから、何?)。無事帰ってこれるかな~、いや帰ってくるゾォ~。

ちなみですが、昨年12月の求人倍率が1%になったそうです。でも、正社員(常用雇用)は0.65。
3人に1人は、パート・アルバイトなどや有期雇用契約だったりしますが、景気がよくなればそれだけ就職しやすくなるのは歓迎ですね‥。


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タイってスゴイわ [海外インターンシップ]

タイでの「海外インターンシップ」では、「働くということの価値観はひとつではない」ことを学べます。

タイには日本と違い、圧倒的に豊かな自然条件、目上や年上の人を尊敬する文化、生活に根付く仏教的習慣があります。

タイで受入先をコーディネートしてくれる谷田貝さん(http://www.baantao.com/)は、これまで自閉症の人が回復したり、アトピーや脳梗塞の後遺障害の回復したエピソードなどをおもちです。

それに、タイでは「してはいけないこと」がいくつかあるそうです。その一つに、「他の人のいる前で、人を叱ってはいけない。叱るのであれば二人っきりになってに叱るべし」ということがあるそうです。

これには、私も驚きました。日本の職場では、上司が机を叩いて部下を怒る光景をよくみかけます。しかし、そんなことはしてはいけない。タイではありえないことなのです。
これって、スゴイことではないですか‥。


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タイでの就労体験説明会(後) [海外インターンシップ]

海外でしごと体験してみませんか~タイ編~説明会を実施して‥

表題の講演会に20名。懇親会に、11名参加していただきました。
皆さん誠にありがとうございます。また関係各位に感謝いたします。

「タイ」という国‥。

実施してみて、この国にあらためて「キタイ」したいと思いました。

それはなぜか‥。

「やさしい気持ち」「思いやりの気持ち」「いたわりの気持ち」を私たちは忘れている。
そのことに気づくことができる場所だからです。

社会人という前に、ひとりの人間として欠落しているものを「タイ」の人はもっています。

この冬、私と一緒にタイで就労体験しませんか?


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タイでの就労体験説明会(前) [海外インターンシップ]

タイに行こう!そして、新しい明日の自分へ

明後日の11月6日(日)午後1時半~(とやま自遊館2階セミナー室・ヤングジョブとやま隣)
http://www.jiyukan.or.jp/map.html
「海外インターンシップ説明会~タイ編~」を行います。今日、その準備をすませてきました。

あとは、講師の御二方と参加者を待つだけです。

参加者は、今日現在15名です。まだ、定員には達していません。当日受付も可能です。
申込は、a-morita@ra2.so-net.ne.jp (盛田)までメール頂ければ幸いです。

タイに行く、行かない、働いている、働いてない、興味ある、興味なし等、参加の動機は問いません。それよりも「なんかありそう!」っていう好奇心。それで十分。その気持ちを満たすだけの「出会い」や「驚き」があると確信しています。

私(主催者本人)も楽しみだったりして‥。


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タイに行こう! [海外インターンシップ]

海外のしごと体験してみませんか~タイ編~

説明会 11月6日(日)13:30~17:00(受付13:00~)事前申込不要
     2階セミナー室(参加費五百円)
     共催 ヤングジョブとやま

懇親会 11月6日(日)17:30~20:00(受付17:20~)事前申込=要
     1階レストラン(参加費三千円)

場 所 とやま自遊館 http://www.jiyukan.or.jp/

講 師 戸田智弘 http://www18.ocn.ne.jp/~npo/
     谷田貝良成 http://www.baantao.com/
協 力 悟道憲司 http://www11.ocn.ne.jp/~talk/

お問合せ・お申込は、a-morita@ra2.so-net.ne.jp(盛田)まで


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海外インターンシップ [海外インターンシップ]

《特別講演》日本をはなれ、海外のしごとや暮らしぶりをみて、新しい一歩を踏み出そう

海外のしごと体験してみませんか?~タイ編~ (説明会)

日 時 2005年11月6日(日)13:30~17:00 
場 所 とやま自遊館2Fセミナー室 富山県富山市湊入船町9番1号(076-444-2100)
対象者 どなたでも
定 員 先着20名
参加費 500円(参加費は当日受付にお支払ください)
内 容 Ⅰ、開会のあいさつ(10分)
     Ⅱ、戸田智弘氏講演   「海外インターンシップの意義について」(50分)
     Ⅲ、谷田貝良成氏プレゼン「タイの受け入れ先 -ビジュアル説明」(50分)
     Ⅳ、質疑応答(30分)
     Ⅴ、閉会のあいさつ(10分)
セミナー終了後、懇親会を予定しております。とやま自遊館1Fレストラン参加費別途3千円、食事・飲み物込みの料金です。戸田氏、谷田貝氏も懇親会に参加します。直接いろいろお話したい方絶好の機会です。

講師プロフィール 
■ 戸田智弘(とだともひろ)■
ルポライター、キャリアカウンセラー。1960年愛知県生まれ。北大工学部、法政大学社会学部卒業後、NPOと出版社を経てフリーランスに。これまでに海外で暮らす数多くの日本人を取材し、著書に『老後をアジア・リゾートで暮らす』『海外リタイヤ生活術』『職在亜細亜職はアジアにあり!』『元気なNPOの育て方』などがある。ホームページ「NPO的生活」「海外生活21」を運営。
■ 谷田貝良成(やたがいよしなり)■
1964年東京都生まれ。日本大学法学部卒業。東南アジア専門の現地旅行手配会社入社後、タイのバンコクに赴任。現地でツアーオペレーターとして14年間勤務する。2000年に独立、ウエルネスライフプロジェクト(株)を立上げる。それ以降、長期滞在希望者のサポート、障害者ツアーの受け入れ、取材コーディネート、国際交流事業など幅広い活動を展開する。邦字紙『バンコク週報』にコラムを連載中。ホームページ「バーンタオ」を運営。

お申込方法 
1、お名前(フリガナ) 2、Eメール(など連絡先) 3、懇親会参加・不参加 を、Eメールでご連絡ください。

お申し込み・お問い合せ先 
NPO法人マイジョブクリエイションズ(担当・盛田) Eメール a-morita@ra2.so-net.ne.jp

主催 富山県若者就業支援センターヤングジョブとやま・NPO法人マイジョブクリエイションズ


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