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国語 [キャリア教育]

コミュニケーションスキルが身につくレクチャー&ワークシート―コピーしてすぐに使える (コピーしてすぐに使える 1)『コミュニケーションスキルが身につくレクチャー&ワークシート』
(西村宣幸著 2008年10月 学事出版)

この手の本はいろいろ出ているが、これは、使える。

著者は、高校の国語の先生で産業カウンセラー等の資格ももつ。約25年、実際の授業で使う。あるいは、国語という授業で“キャリア教育”をしている。わたしの知る限り、キャリア教育のなかで日本でNO1の実践者、とみた。
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実感 [キャリア教育]

不自由を楽しむ

今日、あそあそ自然学校の小学生向けのワークショップに参加した。場所は、富山市内から1時間ほど山に入ったところ、平地より気温が5度くらい低いだろうか。そこで、探検~食事(豚汁)~ランニング、ときどき雪合戦などをして、湯神子温泉で暖まり、解散だった。

最初、大人は自分に名前をつける。子どもに覚えられやすいようにするためだ。ちなみに、私は「うぉ~り~」。そして、その名前で自己紹介。ここでキャラをつくる。そのキャラで終始子どもと接する。

面白かった。その理由を考えてみた。それは「不自由」だったから。「不自由の楽しさ」を味わえたことが面白かった。

例えば、ご飯。これは火を炊いてお釜に具を入れてつくる。ところが、火力が充分でない。むしろ、なにもしないと弱くなっていく。だから、力を合わせて火が弱くならないように守り、竹筒で空気を入れて強くする。その間、どんどんお腹が空いてくる。そのとき、できることは何か。我慢することである。「早くしろ!」なんて誰も言えない。できるまで、待たなくてはいけない。
(普段、如何に待たずにご飯を食べているかに気づく)

寒さ。じっとしていると暖房が恋しくなる。しかし、うちに入ってストーブにあたることはできない。選択肢が思い浮かばない。この状態を不自由という。寒さにただ耐えるだけか…。その瞬間、私は“あ~楽しい”となぜか感じた。ただ耐えるだけ…。そういう不便さが心地よかった。
(普段、如何に寒さを簡単にしのいでいるかに気づく)

だが、寒さを堪え忍ぶには無理があったので走り出した。険しい坂道の上の一本杉まで駆け上がる。まるで、プロ野球選手の自主トレのようだ。つらい、息が上がる。しかし、一本杉にタッチしたときに達成感を感じた。そして、その頃にはからだは温まっていた。
(ただ、耐えるだけではなくそこから何かをしてその寒さを回避する能力があることに気づく)

以上、空腹、寒さ、辛さに耐えることは苦痛だが、それを感じることは生きていることを感じること、生きていることを感じることは楽しいこと。そう思える能力が人間にはあるのではないか。

今回のワークショップは日常生活とは違う状況に身をおくことで「不自由さのなかの楽しさ」を感じた。それが面白かった[猫]

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職業教育 [キャリア教育]

図解 はじめる小学校キャリア教育2004年11月発行 三村隆雄先生編著

本書は、現場の先生方のための実践書である。現在、小学校は、国語、算数、理科、社会の他に、体育、音楽、家庭、図工、さらに道徳、総合、学級活動の時間枠がある。もちろん、キャリア教育という時間枠はない。ない中でどうすればよいか? という疑問に応えている。基本的には、各時間枠のなかにキャリアの視点を取り入れたり、総合や道徳、国語の時間を活用する。

例えば、「成長の実感と他者との関係から生き方を学ぶ」とか「花壇づくりなど、縦割り集団による勤労生産的活動」「『夢の設計図』と卒業研究を通じた生き方の学習」などで、将来主体的に職業選択できる力を育む教育が試みられている。

本書で紹介されているキャリア学習プログラムは四つの領域の職業的発達にかかわる能力を高めることを目標としている。
P7「職業観・勤労観を育む学習プログラムの枠組み」より抜粋
①人間関係形成能力=自他理解+コミュニケーション~役割を果たそうとする
②情報活用能力=情報収集+探索+職業理解~自分に必要な情報を探そうとする
③将来設計能力=役割把握+計画実行~将来や今しなければいけないことを考えようとする
④意志決定能力=選択+課題解決~自分のやりたいこと、できそうなことを選ぼうとする
以上は、小学校高学年に求められる能力として書かれている。

中学になると、「従来の進路指導とどう違うの?」という意見が現場の先生方の多くの疑問である。

高校になるとどうなるか。今日の「北日本新聞」(富山県の地方紙)朝刊の1面に、高校のキャリア教育の一環として、普通科の生徒が農業や工業などの職業科の授業を選択でき、職業科の生徒は大学進学を視野に国語や英語などの科目を選択できる制度が4年後くらいを目途に県教育委員会が検討していると報じていた。

このように、各関係者のご尽力によってキャリア教育というものが学校に浸透しはじめている。現場の先生方も頑張っておられる。ありがとうございます。今後も、学校から社会へ移行するときに立ち止まってしまうような若者を作らないような尚一層の工夫と努力をどうぞよろしくお願いします。(って、そんなこといってどうする。そういう立場?!私は
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フィンランドの子どもはたくさんの手作業をしている [キャリア教育]

 『競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功』(福田誠治著)より

 「フレネ教育」という聞き慣れない教育方法が取り入れられている。その「フレネ教育」とは…

 フランスのフレネ(1896~1966)がいう人が印刷機を入手して始めた労働教育。手作業を重視する活動主義の教育。

 フィンランドのストロンベリ小学校という学校で実践されている。校舎は工場の建物を再利用した斬新なデザインということで有名らしいが、自由教育のモデルである。http://www.str.edu.hel.fi/

 現在この学校では、パソコンを使って絵と文字を取り込んで編集し印刷するという風になっている。子どもたちは木工をしたり、本の出版をしたりするなど、たくさんの労働(手作業)をしている。


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戦略を自らたてるのは、日本の子どもに限らず大人も苦手? [キャリア教育]

『競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功』(福田誠治著)を読んで

 フィンランドの学習現場について…

①教師は一方的な注意をしない

たとえば「なぜお喋りするのか」、その説明を生徒に求める。そしてほかの生徒たちの意見も聞く。すなわち、できるだけ、子ども同士で注意を促す。さらに、最後には、その態度や対応が、今行う行動としてふさわしいかどうかの判断を生徒に委ねる。

 つまり「なぜ自分が注意をされるかがわからない」という状況だけは避けるようにする。その反復。

②生徒「本人の責任だから」が前提。しかし、教師は生徒の動機形成を創り出す

テストや序列付けなどを外発的動機として使えない。したがって、教師は別の方法をみつけなくて はならない。そのためには、適切なときに適切な支援を与えて動機を形成することである。

 しかし、教師はとても高度かつ専門的な対処を要する。

③生徒の学習は一つの計画ある営みである
 
日本の生徒は、自らの計画があまりない。自分の頭を使って、方策(戦略)を考えることはしない。
フィンランドの生徒は、自分が勉強しなくてはならないことは何なのか、自分で考え計画を立てるこ とができる。たとえば、「自分がわかならないところはどの辺か」「わからないところは詳しく調べる」ことをしている。

 つまり、生徒は方策をたてて学習にあたっている。

※方策、戦略を自らたてるのは、日本の子どもに限らず大人も苦手だったりして…


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学習とは知識の受容ではない [キャリア教育]

 近所のある小学生の会話から…
  「○○君、2学期いくつAあった?」
  「え、おれ10個(24項目中)。あとB」
  「ふ~ん、おれはAが7個であとB」
  「△△君は国語も算数も全部Aらしいよ」
 
 無邪気な会話のなかに、自分の相対的な評価を自然と気にする子どもの姿を垣間見る。

 遠いフィンランドでは、どんな日常会話が行われているのだろう? ちと、想像してみた。
  「○○君、2学期何をしてたの?」
  「え、おれ? かけ算できるようにしてた」
  「ふーん、おれは××ばかり読んだよ。ところで、何のためにかけ算をやってたの」

 フィンランドの子どもたちは、自分の将来を考えて、仲間と協同(グループ学習など)し、目標をもって学んでいるらしい。また、ひとりひとりの関心・意欲に応じ、教育しているらしい。

 他方、日本の場合はどうか。整理された知識という外化されたものがあり、その順序、つまり伝達される道筋があり、それを標準とし、全国一律の教育している。そして、それは子どもの状態に関係なく行われる。

 しかし、その知識は内化されないばかりか、唯一正しい知識が存在するという錯覚に陥る。また、応用や創造する力の形成にはいたらない。教育の目的は、一生通用する学習力を育てることではなかったのか?

 『競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功』(福田誠治著)を読んでつくづくそう思ふ。


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ディベートを使った「話し合い」の学習のために [キャリア教育]

ディベート学習の流れについて(メモ)

勝ち負けを決めねばならない闘いの場としての議論もある。

しかし、屈服させるためではなく、お互いの想像力や感受性
を触発させるために行う議論もある。むしろ、後者のために…

1)論題(問題・問い)の設定
  ①意味…一般/独自(一時的・代替的)
  ②事実…一般(一般的・存在)/個別
  ③価値…よさ/規範

2)役割分担
  ①肯定派
  ②否定派
  ③司会者
  ④時計係
  ⑤判定者(審判)

3)事前の流れ
  ①開会宣言
  ②役割紹介
  ③論題説明
  ④論題の言葉の定義…範囲や対象の限定
  ⑤論者紹介

4)議論の開始
  ①肯定派立論(3分)…立論=主張+論証
  ②否定派立論(3分)…異論=対立する別の主張+論証 注)論証の不適切さの反論=批判
  ③質問と応答(1分)…「はい/いいえ」で答えられる内容の質問。応答も「はい/いいえ」のみ。
  ※作戦タイム(2分)
  ④否定派による反対尋問(8分)
  ※作戦タイム(2分)
  ⑤肯定派による反対尋問(8分)
  ※作戦タイム(2分)
  ⑥否定派最終弁論(3分)
  ⑦肯定派最終弁論(3分)

5)事後の流れ
  ①勝ち負けの判定
  ②勝者による勝因分析
  ③敗者による敗因分析
  ④判定者の講評
  ⑤閉会宣言


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論理的思考力と的確な伝達力の必要性 [キャリア教育]

 昭和30年代~平成元年までの学習指導要領は、
  「表現」=文章表現力(意見・理由の文章(=小論文)ではなく、いわゆる作文)
  「理解」=読解力
 であった。いわゆる「読み・書き」が中心であり、「話す・聞く」が後退していた時期であった。

 しかし、平成元年以降は逆になったようだ。すなわち、「音声言語教育」に重きをおいたらしい。

 それは国際化・情報化の促進に伴い、暗記中心の(知識獲得型)学習から本人自らが問題を発見し、解決策を考え、実行する主体的な(問題解決型)学習に転換を図ることでもあった。ところが望む結果は得られていないように思う。

 なかなか、直ぐには変わるものではないだろう。しかし、これまでの暗記志向型の一斉授業形式を補完する「音声言語教育」の必要性があることには変わりはない。

 私が知る「音声言語教育」は次のような流れをもつ。
 ①問題意識をもつ
 ②情報収集・分析力がつく
 ③論理的思考力を養う
 ④傾聴する態度ができる
 ⑤発表能力が向上する
 ⑥冷静な態度を保つ
 ⑦自分に自信がつく

 内気な国民性に加えて、長年の受容型教育に慣れた私たちは、「話す・聞く」の機会を与えられても引っ込みがちであった。また、それをよしとする価値観もあった。しかし、昨今の経済活動、否日常生活においてさえも、それではいけない。いくら普段無口でも、言うべき時には言わねばならない。

 それが、今求められている「生きる力」ではないだろうか?


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合同就職面接会での求人側の接し方 [キャリア教育]

 10月25日、富山県高岡市(テクノドーム)で合同就職面接会があった。
  参加企業(求人側)101社 求人数1219人
  参加者(求職側) 約300人
  内定者 3人(1%)
  再面接者(後日改めて会社見学や面接を行い、1ヶ月以内内定が予想される人) 121人

 この面接会の特徴は、新規学卒者よりは、第二新卒や離職して失業中の方、転職希望者などいろいろな人たちが参加していることだ。ちなみに、合同就職面接会や説明会といわれるイベントの多くは、リクルートスーツの新規学卒者、つまり来春大学や短大、専門学校を卒業する人たちを主な対象にしたイベントで、再就職組はなんとなく肩身が狭い、居心地が悪いのが多いものだ。
 ところが、この面接会はそうではなかったどころか高校生が結構参加していたらしい。実は、私は前職でこの手のイベントのお手伝いをしていた。2000年、場所も同じ高岡。当時失業率が5.5%。地元の大手企業が大規模なリストラをした直後という状況だった。そこにポツンと学生服を着た高校生が1人で来ていた。
 本来なら、学校経由で企業と接触して内定をもらうのが普通なのに、高校生が1人で自発的(だと思う)に会場に来ていたのをみて、その勇気に感心したのと同時に痛々しい気持ちになった。それから6年たった。同じ趣旨のイベントに「高校生が男子女子同じくらい結構参加していた」という話を聞いて、高卒の就職の厳しさを改めて感じた。また、本人たちの気持ちを推し量るととても不安だろうなと予想する。
 私は、そこに来ている事業主の方や人事担当者の方に申し上げたい。こういう場は単に就職の採否を見極めるのではなく、むしろ若者がこれから職場で活躍する人材に育てるにはどうしたらいいかという目で接してほしい。特に、高校生の場合は職業世界のことはほとんど知らないから、彼らが何を学び、何をできるようになってほしいかを明確に伝える機会と考えてほしい。公教育を外から傍観するのではなく、若者の成長に責任をもって接する機会にしてほしいと思う。
 この約15年で雇用環境は急激に変化した。そのため彼らに、彼らの人生の先輩として実際の仕事を準備していないということが目の前で起きている。しかし、自分の会社だけに限らず広い意味でみれば、彼らはいずれは何らかの仕事を受け持つ存在だ。そういう自分たちの資源にできれば若いうちから人生の先輩として関わる方が結局は得なのではないか。


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<技能系>と<抽象系>という分類はどうだ [キャリア教育]

 生徒を分ける新しい概念装置として、職業科と普通科でもなく、理系と文系でもなくして、新しく

 <技能系>と<抽象系>という分類はどうだろうか?

技能系=物を使って、自分の手や体で技能的に何かを作ることを学ぶことが好きなタイプ
抽象系=紙や鉛筆などを使って、自分の頭で抽象的に考え伝えることを学ぶことが好きなタイプ

 学校でどちらかを学び、職場で両方使う。つまり、自分の頭で考え、実際に応用し、現実の生活で技能を使う。そうすることで人間は成長するし、社会の役に立つ。

 したがって、高等教育の分類は、○○技能高校とか○○抽象高校という名称にしてはどうか…
 (かなり、へんだ~。でも、新しい? 今の現代社会や職業世界に対応していない? う~ん)


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新聞のデータから読む高校卒業後の進路 [キャリア教育]

 富山県の高校生の就職内定率が先日新聞紙上で発表された。
 2006年9月末時点で、

 高校生就職内定率      約60%(59.6%)  注)愛知県は72.1%
 求人数(企業が求める人数)約4000人(3912人)
 内定者(来春就職先が決定)約1000人(1116人)
 求人倍率(求人数÷求職者)1.65倍
 
 高卒求職者(内定者÷内定率)約1900人‥①
 高卒求職者(求人数÷倍率) 約2400人‥②

 ②-①=約500人の差は一体何なのか?(私の計算がどこか間違っているのか?)

 労働力人口という括りは、15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者の合計
 それに対して、非労働力人口は労働力人口以外の人の合計であり、それはたとえば、専業主婦、高齢者、働く意思や能力を持たない者である。

 もしかしたら、学校に在籍しているものの就職も進学も希望しない(できない)生徒が500人いるということなのか?だとしたら、そういう高校生はキャリアの面でいい状態とはいえないと思う。
 
(補足)
 現在の学校から仕事への移行システムは、簡単に言えば‥
  高校=中央集権的(学校主導型)
  大学=自由市場的(学生主導型)


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学校の中より外の方がおもしろいのかも [キャリア教育]

 授業(受動的な経験)は、多くの高校生は飽き飽きしている。
 けれども、実践的な活動が好きであり、こうした活動は自分のプラスになると感じている。
 すなわち、自分自身が役立つ多くの場があることが分かるから。
 だから、高校生はそこで自分の考えを伝えたり、互いに共有しながら成長する。


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キャリアプランのある人とない人の差は何か [キャリア教育]

 中学から次の進路へ移行する際に、職業についてのプラン(あるいはイメージ)のない生徒かつ親が多く存在するように思う。
 富山県内の高校にも、高校以降の進路を分ける意味で職業課と普通課という区別がある。しかし、そういう意図で本人や親が学校で選んでいるとは思えない。ましてや、本人が職業についてのプランをもっているようにはみえない。
 高校では、大学に進学する生徒とそれ以外の生徒に対する授業内容を分ける教育の複線化が行われている。ただし、そのシステムは機能していない。なぜならば、何かを学びたいからではなく、むしろ他に選択肢がないから進学するという生徒が進学組のなかに相当数がいるし、十分な成績をあげることができないからという理由で就職組にいるということが少なくないと思うからである。
 そこで、次のような仮説をたててみた。
 ①高校入学に対して注意深く考え、職業についてのプランを立て方がよい。
 ②プランを立てることは、その後の進路選択の際のチャンスを閉ざしてしまうような決定をしない。
 ③高校入学に対して注意深く考えプランを立てた生徒の方が、進路に関する選択機会が広がる。


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オランダの教育改革は? [キャリア教育]

 オランダでは、「画一から個別へ」という教育改革が大きな勢いで進行しているそうだ。
 それは、
  ①個別指導(教師は小グループの中で個別に児童に接する)
  ②自立学習(教師は一斉教授をせず、子どもの自発的学習を促す)
  ③共同学習(例えば、三つの年齢層の異年齢集団で構成される多様なグループ)


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キャリア教育は、反アカデミズムで行こう! [キャリア教育]

 日本の社会がアメリカの後を追うように見えることがあります。その理由は、市場原理というひとつの経済原則の発達過程だからなのでしょうか? しかし、必ずしも先を行くアメリカが優れているわけではなく、先端を行くが故に失敗も多い。だから、単にあとを追うだけではなく、その実践経験や事例から教訓を抽出し、役立てることが大切かと思います。そのひとつがキャリア教育です。
 1994年、今から12年前、アメリカは『「学校から仕事へ」の機会法』という法律をクリントン政権の時代に制定しました。ねらいは「学校での学習」と「職場での学習」を結ぶ教育のための改革です。
 1990年のアメリカは…
 ○一部を除き、多くの若者が学ぶことが意欲的でない=アメリカ的伝統
 ●対策として、「学校から仕事へ」の制定=就労意欲と職業能力の向上による賢明な進路選択
 ○その一方でアカデミズム偏向。学問的知識の成績重視の風潮=教科学習への傾注
 ●その結果、キャリア教育の終焉=2001年『「学校から仕事へ」の機会法』の失効
 アメリカのキャリア教育の失敗の原因は、ひとことで言えば「アカデミズム」という幻想への執着です。つまり、学問の権威にたよろうとする考え方や実際的ではない考え方が若者をはじめ多くの考え方になっていったことです。教育現場である教室では、個々(「国語」や「算数」など)の教科水準、つまり能力テストの点数を引き上げることが目的となってしまいました。


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