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離職初日 [ひとりごと]

 1月末日。1年前のその日は、私が前職を退社した日。そして、2月1日は離職初日。

 (2005年)2月1日。退社翌日である。12時30分、ハローワークに車で到着。雪が激しく降るなか、駐車場が空くのを待つ列の最後尾に並ぶ。約10分、ハローワークへ入った。
 受付に立つ。「きのう、会社やめたので、雇用保険の給付手続きをしたいのですが」と男性職員に聞く。「まず、会社で離職票をもらってきてください。手続きはそれから始まります。でも、せっかくお越しになったのですから求人企業を見ていかれたらどうですか。見ていただいて希望の企業があれば、次に職業相談窓口でご相談ください。」と一連の流れを説明してくれた。
 さっそく、「ワークナビ」と言われる求人自己検索システムのパソコンの前に座り操作してみる。
 「ご希望の仕事を選び、画面にタッチしてください」という文字が出た。営業、販売、事務、技術、管理、運輸通信、製造、建設など職種と業種が入り混じった項目が9つある。その他を探した。が、そういう項目はない。これでは選びようがないと思う。
 しかし、あえて選ぶとすると、「専門的職業」で選んでみた。この判断は消去法。これをやりたいという判断ではない。すると、画面は、機械、電気、SEなど‥と続く。その中のさらにその他を選ぶと、今度は求人票が出てきた。1枚目は、幼稚園教諭、臨時(6ヶ月)月給144,300円、幼稚園教諭免許要。次は、介護職員、日給7,260円、週休2日。その次は、愛知県の人材派遣の会社と続いた。
 ここには、多くの人たちがパソコンで求人票を閲覧している。なんとなく、変に居心地がいい。暖房もきいていて、椅子も座りやすく居眠りしそうなくらいだ。まるで図書館のような雰囲気。また、周りに仕事を探している人がたくさんいる。仕事をしていない人がこんなにいるのかと思う。自分だけじゃないんだという変な安心感がある。この「変な」居心地のよさと安心感は、いったい何なんだろうか?
(2005.2.1の日記より)


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