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ジェンダー社会論(富山大学小倉先生)を聞いて [お会いした人]

(感想)
 社会(特に社会科学)の最小単位を個人とするのではなく、性差や属性(特性)で分けて考える。
 そうすれば、今まで見えなかった問題が見えてくる。そういう視点はとても重要だと思いました。

(聴講してきたメモです。間違っていたらゴメンナサイ)
 ジェンダーとは、社会システムが性差に与える役割または意識である。
 個人を性差やその他の属性(特性)で分けて見た場合、近代社会の「個人の自由と平等」という基本的な考え方と矛盾していることが多いことに気づく。
 例えば、結婚を前にしたとき、女性は家事育児などの役割を意識するが、男性は意識しないことが多い。これは、近代社会の理念と矛盾する、のではないか‥など。
 結婚以外にも、社会には次のような個人の果たす役割がある。
 ①家庭(息子/娘・親・配偶者)
 ②職場(働く人)
 ③市場(消費する人)
 ④市民(選挙、ボランティアなどなど)
 ⑤その他の人間関係(余暇・学習など)
 それぞれの状況においても、性差による矛盾が存在する可能性があるだろう。

(補足1)
 上記について。性差による問題以外の別の問題もある。それは多くの人(特にサラリーマン男性?)が、②職場(働く人)と③市場(消費する人)がほとんどという生活であること。しかし、本来は②と③だけが個人の日常生活ではない。①も当然ある。また、④や⑤も大切であるだろう。

(補足2)
 家族とは‥
 ①消費の単位(労働の単位ではない。昔はそうだったかもしれないが‥)
 ②生命(世代)の再生産の場(工場や工事現場では生産できない)


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