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キャリア教育は、反アカデミズムで行こう! [キャリア教育]

 日本の社会がアメリカの後を追うように見えることがあります。その理由は、市場原理というひとつの経済原則の発達過程だからなのでしょうか? しかし、必ずしも先を行くアメリカが優れているわけではなく、先端を行くが故に失敗も多い。だから、単にあとを追うだけではなく、その実践経験や事例から教訓を抽出し、役立てることが大切かと思います。そのひとつがキャリア教育です。
 1994年、今から12年前、アメリカは『「学校から仕事へ」の機会法』という法律をクリントン政権の時代に制定しました。ねらいは「学校での学習」と「職場での学習」を結ぶ教育のための改革です。
 1990年のアメリカは…
 ○一部を除き、多くの若者が学ぶことが意欲的でない=アメリカ的伝統
 ●対策として、「学校から仕事へ」の制定=就労意欲と職業能力の向上による賢明な進路選択
 ○その一方でアカデミズム偏向。学問的知識の成績重視の風潮=教科学習への傾注
 ●その結果、キャリア教育の終焉=2001年『「学校から仕事へ」の機会法』の失効
 アメリカのキャリア教育の失敗の原因は、ひとことで言えば「アカデミズム」という幻想への執着です。つまり、学問の権威にたよろうとする考え方や実際的ではない考え方が若者をはじめ多くの考え方になっていったことです。教育現場である教室では、個々(「国語」や「算数」など)の教科水準、つまり能力テストの点数を引き上げることが目的となってしまいました。


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