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どちらの行動が適職をみつけるためにはいいか? [キャリアカウンセリング]

適性とは何か? ある仕事に適した特性。ある(人の)特性に適した仕事。

適合とは何か? 条件を満たしたり、状況に調和したり、目的の実現に役立ったりすること。

適性も適合も、簡単にいえば<当てはまる>ことである。

 

適応とは何か? 状況や環境にうまくなじむこと。

適用とは何か? 当てはめて使うこと。

簡単にいえば、適応は<慣れる>、適用は<当てはめる>ことである。けれども、この二つはかなり違う。なぜならば、適応とは社会的圧力に不本意ながら従う行動である。しかし、適用は社会的圧力から離れて自分の独立した判断で自由に行動することである。

 

では、どちらの行動が適職をみつけるためにはいいか? それはまず適応<慣れる>である。

なぜならば、仕事と特性の条件や要求がぴたりとは合わないからである。つまり、仕事と特性の間に差異や違いがない状態はない。むしろ、その差異や違いを認めないのであれば適職をみつけることはできない。いい換えれば、適職をみつけることは、その差異や違いを認めることである。

ちなみに、適性と似た言葉で相性がある。相性とは、二人の好み、考え方や性格などが互いに合うかどうかということである。合うとは差異や違いがない状態である。しかし、二人の間に差異や違いがない状態はない。むしろ、結婚とはその差異と違いを互いが認めた結果である。


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