ただ、今がいい。 [キャリアカウンセリング]
働きたくても、なかなか仕事に就けない人は、自分に自信がもてなくなっている、自分や周り、さまざまな出来事を肯定的にとらえられなくなっていることが少なくない。
私はそんな人には、一カウンセラーとして「あなたはあなたのままでいい。」と思いながら接する。
つまり、「今、私は私のままでいい」と思うこと。これは自らを受け容れる言葉。他人の評価は自分を受け容れてから。だから、それまでは他人の評価は無視してしまおう。なぜなら、自分の受け容れはまず自分からだから。
しかし、それがそう簡単にできない。なぜなら、これを拒むものがある。それが、べき主義。これへのこだわり、いやむしろとらわれ。これにとらわれると、自分を受け容れられない。しかも、このべき主義でよりよく生きようとすると、不安や恐怖はむしろ強くなってしまう。
これは実は当たり前。なぜなら、あるべき自分と現実の自分とに差があるから。しかも、この差は自分の力だけではどうにもならない。だから、このべき主義はこれを押し通してもどこかで挫折する。
したがって、かくあるべきでなく、かくあるままの自分主義。まずは、それでいいんじゃないのかなぁって、最近キャリアカウンセリングしてて思う。のでした。まる。
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