SSブログ

生の欲望 [カウンセリング理論]

子どもはときどきだだをこねて、親を困らせます。そのとき、どうしたらいいでしょうか?

子どもは、そのとき「生の欲望」を発動させています。親は、「この~!わがままばっかり。いうこと聞けよ!」と内心思っています。そして、「あ~いや、も~いや」と不快な感情や怒りから逃げようとします。でも、逃げようとすればするほどかえって強く感じます。

森田療法に従えば、こんな時は、不快感や怒りの感情を感じるままにします。「うわ~、まいったな~、やだ~、もう~、この~」と自分の感情を受け容れるようにします。そして、その感情の裏にある親の「生の欲望」に気づくようにします。例えば、「私はこの子の成長が何よりもうれしい。今は派手に暴れていても、元気があっていいじゃない」と頭を撫でてみましょう。そうすると、なんとかなるかもしれません。ならなかったらすみません。オイオイ[わーい(嬉しい顔)]

森田療法のすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)

「生の欲望」とは、人間に生来備わる自然な衝動というべき力の源泉のことで理論や価値判断を挟まない本能的、直観的な心身の気力です。すなわち、食欲・性欲といった素朴なものから、人それぞれに固有な自己実現まで、よりよく生きたいという願いを総称して指しています。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。