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質問 [キャリアカウンセリング]

あるコーチングの先生は、「コーチングすると、クライアント(相談者)はやりたいと思うことが増えていく。そうなると、私も元気になる。」とおっしゃっていた。私のキャリアカウンセリングは、クライアントがやりたいと思うことが増えていくとは限らない。しかし、最終的には、自発的な行動を促すようなかかわり方をしていきたいと思っている。

私のキャリアカウンセリングは、まず受容(姿勢・座り方)からはじまり、反射(内容・感情)、さぐり(もう少し詳しく)、質問(共感してから)…というかかわり方をしている。コーチングは、このなかの質問のスキルのひとつであるととらえた。

コーチングにおける質問とは、クライアントのための質問である。答えはクライアントにあることが前提である。そして、質問しながら、クライアントの整理を手助けするのがコーチングである。すなわち、人間は自分の考えや思いを他人に話す(言語化)と整理される(ようだ)。コーチングはその聴き手となり、よい聴き手とはクライアントが早く整理できることを手助けする人である。

さて、問題はその質問だ。何を聴けばよいのか? それは、ズバリ、その先生曰く、できていることである。○と×があるとしたら、○をさがして、○ばっかりきく。さらに、○になるためにどんな工夫をしたか? ○になったのは何がよかったのか? つまり、できていないことを聴くのではなく、できていることを探して聴くことがコーチングである。そうすると、クライアントに元気と勇気がでてくる(らしい)。

なかなか実際にはすぐに身につくスキルではない。しかし、元気と勇気をあたえる明るいキャリアカウンセリングをなんとなく標榜している私は、時間をかけてでも身につけたい。そのためには、とりあえず少なくともできないこと探しをやめることから新しくはじめてみることにする。いや、たぶんするだろう(オイオイ)。

なお、いま、コーチングは十人十色。しかも、時ともに変化しているらしい。体験的に“これ使える”ってなるとコーチングする側も変えていくそうだ[猫]
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