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空間 [読書した履歴]

自閉症の子どもたち―心は本当に閉ざされているのか (PHP新書)最近、発達障害は<間>の障害だと考えるようになった。
<間>とは、時間・空間・人間である。

本書『自閉症の子どもたち』は、独自の空間論でそれを説明している。

我々は、言葉によって時間・空間・人間を必要に応じて自由に行き来できる。
しかし、自由に行き来できなくなると支障をきたす。
あるひとつのレベルで固着してしまうと支障をきたす。

たとえば、時間ならある過去の出来事に執着したり、空間なら「ここ・そこ・あそこ」のうち「ここ」のみにしか注意がいかなかったり、人間ならあるひとをあるモノのようにひとつの意味でしか捉えることができなかったり…。

そうなると、自由がない。そういう<間>は、とても窮屈である。

そうならないためには、まず自らが自らの自由を保証すること。そして、他者の自由を保証すること。そして、他者の状況や意思を待つこと。

順番としては、身体-空間-言語-記憶-時間。
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aosima0714

初めまして!
遊びに来ました!
これからヨロシクお願いしま~す<m(__)m>
by aosima0714 (2009-07-01 18:38) 

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