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んてね [読書した履歴]

心でっかちな日本人 ――集団主義文化という幻想 (ちくま文庫)こんな本を買いました。

『心でっかちな日本人』
(山岸俊男著 2010年2月 ちくま文庫)

2002年2月が初出。だから、もう10年も前の本だ。
でも、なんで山岸俊男氏なのか。

え~、このところ(今年前半)のわたしの本読みは新宮-斎藤-樫村。
つまり、ラカンの糸で繋がれていたはずなのに、ここにきて山岸氏に。

山岸氏は、社会心理学者。

話を合わせようとすると、樫村氏が社会学者だから?

どうも、「ひきこもり」問題は、臨床心理学だけでは解くことができない。
むしろ、心理や心でいろいろな現象を説明することに無理がありそうだ。
また、カウンセリングには、気をつけないと「依存」という副作用がある。

そう、思うようになった。

んじゃあ、どうすんの? 

それを社会の変化、あるいは社会心理で解明できないものか。

それで、読んでみようと思った。

正直、使える。使える概念がいくつかあった。
「頻度依存行動」「相補均衡状態」「内集団ひいき」「交換促進装置」「裏切り検知器」。
あと、「心の道具箱」。

いや~、これで「ひきこもり」問題を料理しちゃうことができるかも、…なぁんてね。
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TOTO

ご無沙汰です。

西さんの消息がつかめました。インドネシアのジャカルタにいました。詳細はこれから。

戸田
by TOTO (2012-04-26 05:40) 

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