SSブログ

みごと [読書した履歴]

失われた場を探して──ロストジェネレーションの社会学こんな本を買いました。

『失われた場を探して-ロストジェネレーションの社会学』
(メアリー・C・ブリントン著 2008年12月 NTT出版)

おそらく、若者の就労支援に関わるもののにとって、必須の本だろう。

え~、では、用語解説をば…。

まず、「ロスジェネ」。
おおよそ現在39歳~19歳…の約20年に渡る世代。

次に、「ロストラ」。
ロスト・イン・トランジション…本書英語タイトル名:行き先を失う。

そして、「リストラ」。本書の主旨は、「ロスジェネ」は「リストラ」のせい。

つまり、「リス」を「ロス」して、「ジェネ」を「ロス」したということだ。
(どういうことだ!)

そして、「ロスジェネ」が生き延びるには、「エクスプローラー」になること。
「エクスプローラー」とは“探索者”という意味で、インターネットではない。
「社会的(ソーシャル)エクスプローラー」、つまり環境柔軟適応者である。

と、いう。

あと、著者が最優先に強調するのは、職場をもっと人間的にすることだ。

ぬあ~んだ、というあたり前さだ。しかし、今の日本は、企業の不当行為に屈しすぎ。
企業に対する監視強化、法律とその執行、社会規範による企業行動制御をすべし。

と、いう。

これらを実証的に解明している。特に、高校生の就職市場のフィールドワークは見事!
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。