おとな [読書した履歴]
こんな本を借りました。
『「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門』
(山岸俊男著 2011年11月 筑摩書房)
「しがらみ」とは、「社会」のこと。
高校生には、「社会に出るのがなんとなく不安」ということが
あるだろう。しかし「社会」を筋道を辿って理解すれば安心だ。
というテーマで書かれた本。随分、読みやすくなっている。
「社会」は、著者は「しがらみ」というが、「逃げられない束縛」
という表現の方が私的にはしっくりする。
それは、いずれも自分の考えや行動に対するまわりの人たち
の反応を予測して、その予測に自分の行動を合わせる必要。
それを、著者は専門用語で「インセンティブ構造」という。
つまり、「社会」は何をすれば、自分が欲しいものを手に入れら
れるかは、ほかの人たちがどう応えてくれるかによって決まる。
逆に、ある行動をとると自分にとって好ましくない結果がうまれ
るのを「ディスインセンティブ」という。
その「インセンティブ」に従って行動を促すしている状態が「社会」。
ここあたりを理解できるかどうか、それは高校生だけでなく、
私のようないい“大人”にとっても肝要なんじゃないんかなあ。
『「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門』
(山岸俊男著 2011年11月 筑摩書房)
「しがらみ」とは、「社会」のこと。
高校生には、「社会に出るのがなんとなく不安」ということが
あるだろう。しかし「社会」を筋道を辿って理解すれば安心だ。
というテーマで書かれた本。随分、読みやすくなっている。
「社会」は、著者は「しがらみ」というが、「逃げられない束縛」
という表現の方が私的にはしっくりする。
それは、いずれも自分の考えや行動に対するまわりの人たち
の反応を予測して、その予測に自分の行動を合わせる必要。
それを、著者は専門用語で「インセンティブ構造」という。
つまり、「社会」は何をすれば、自分が欲しいものを手に入れら
れるかは、ほかの人たちがどう応えてくれるかによって決まる。
逆に、ある行動をとると自分にとって好ましくない結果がうまれ
るのを「ディスインセンティブ」という。
その「インセンティブ」に従って行動を促すしている状態が「社会」。
ここあたりを理解できるかどうか、それは高校生だけでなく、
私のようないい“大人”にとっても肝要なんじゃないんかなあ。
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