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きら~ [カウンセリング理論]

昨日(5月20日)、金沢でキャリアカウンセラーの研修会に参加しました。

わたしが現在所属している団体はNPO法人日本キャリア開発協会です。

昨日は、元理事長の立野了嗣氏の講演が前半の約1時間半ありました。

CDAのカウンセリング理論の中心は「経験代謝」と呼ばれるものです。

ですから、CDAは「経験代謝」を理解し実践することが求めれらます。

しかし、この理論はなかなか会員に浸透しにくく実践も難しいのです。

なので、立野氏の講演はその理論の補足・強化のために行われました。


正直、勉強になりました。

「経験代謝」の面談は、クライアントのモノの見方・考え方(枠組み)

を意識化(自覚)することが目的です。そのためには、カウンセラー

がクライアントの枠組みを捉えなくてはいけません。そのうえで内省

を促す問いかけをしなくてはいけません。それがとても難しいのです。


そのために・・・・・

①クライアントの枠組みがどういう構造になっているかを知る。

②クライアントのためになるように問いかける。

③ときには、勇気をもって「枠組みを変えてやろー」つうくらい踏み込む。
 (関係性をこわすリスクを恐れない)

④問いかけに、クライアントの言葉を流用する。

⑤「ん!」「はっ!」と思わせるスパイスのある返しをし、
 クライアント自身が「考えてみよう」というきにさせる。


そのために・・・・・

何を聴くか?・・・・というお話でした。


そのなかで、立野氏の問いかけ例に

「何を我慢しているんですか?」という問いかけを

多用しているようにみえました。

しかし、自分の枠組みを探るには時間とエネルギーが

必要で、「我慢している自分がみえる」までに丸一晩

かかった事例を紹介してくださいました。


わたしも、枠組みに迫る、枠組みをえぐる、

枠組みをふりかえる、考えてもらえるような

キラーパスを出せるようになりたいなぁ、と

思い、これから課題にしていこうと思いました。

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