心理学をカウンセリングに役立てる [カウンセリング理論]
キャリアカウンセリングをしていると、クライアントの置かれている状況や心情がひとりひとり違うことを感じます。だから、クライアントをいくつかのタイプに分類したり、一般化したりすることがなかなかできません。しかし、ときどき共通点を感じることがあります。例えば、AさんとBさんの考えの共通点やCさんの1ヶ月前と今の感じ方の共通点という感じです。
そんなとき、その共通点を体系的かつ論理的に認識できればカウンセリングのサービスの質は高くなると思います。なぜならば、クライアントの納得感を得やすくなりますし、納得感を早く得られれば効率がよくなるからです。
そういう意味で、心理学はキャリアカウンセリングに役に立つ有益な公式を提供してくれます。心理学は、客観的かつ科学的に人間を理解するための概念や理論ではないかと思います。そういうものをキャリアカウンセリングにどんどん取り入れていきたいと思っています。この「カウンセリング心理学」のカテゴリーでは心理学に関する事柄を書き連ねていきたいと思っています。
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