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面接のときなぜスーツを着るのか [カウンセリング理論]

 キャリアカウンセリングの最後の方のプロセスになると、「面接」という場面がくる。このとき、カウンセラーはクライアントと同じように気持ちが高揚してくるし、うれしさも感じる。期待が半分、不安が半分なのだが、ここまでくるとクライアントの職業レディネス(意欲)はある程度高まっているし、自己PRや志望動機もカウンセリングのなかである程度は準備されている。だから、面接はこれまでの努力を発表するようなものである。
 あとは身なりである。面接官に採用してもらえるようなテクニックが必要になるが、そんなとき私は心理学でいう「対人魅力を規定する他者要因」を思い出す。それは三つある。
 1)身体的な優位性‥顔、スタイル→人間やっぱり形の美しいものに魅かれるらしい。
 2)社会的望ましさ‥いわゆる社会人らしさ→孫にも衣装で、背広を着るとみんな大人っぽくなる。
 3)好意的な感情‥クライアントがその会社や面接官にいい印象をもっている→好意をもつと好意             をもたれる法則。
 この三つを頭においてクライアントに合わせてコメントしている。心理学には絶対とか100%はないにせよ、70%や80%そうだとしたらそうした方がいい。私は、こんなところで心理学を役立てていると思っている。


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