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戦略を自らたてるのは、日本の子どもに限らず大人も苦手? [キャリア教育]

『競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功』(福田誠治著)を読んで

 フィンランドの学習現場について…

①教師は一方的な注意をしない

たとえば「なぜお喋りするのか」、その説明を生徒に求める。そしてほかの生徒たちの意見も聞く。すなわち、できるだけ、子ども同士で注意を促す。さらに、最後には、その態度や対応が、今行う行動としてふさわしいかどうかの判断を生徒に委ねる。

 つまり「なぜ自分が注意をされるかがわからない」という状況だけは避けるようにする。その反復。

②生徒「本人の責任だから」が前提。しかし、教師は生徒の動機形成を創り出す

テストや序列付けなどを外発的動機として使えない。したがって、教師は別の方法をみつけなくて はならない。そのためには、適切なときに適切な支援を与えて動機を形成することである。

 しかし、教師はとても高度かつ専門的な対処を要する。

③生徒の学習は一つの計画ある営みである
 
日本の生徒は、自らの計画があまりない。自分の頭を使って、方策(戦略)を考えることはしない。
フィンランドの生徒は、自分が勉強しなくてはならないことは何なのか、自分で考え計画を立てるこ とができる。たとえば、「自分がわかならないところはどの辺か」「わからないところは詳しく調べる」ことをしている。

 つまり、生徒は方策をたてて学習にあたっている。

※方策、戦略を自らたてるのは、日本の子どもに限らず大人も苦手だったりして…


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