論証の適切さは、根拠と導出の適切さから評価される。
そのうち根拠の適切さの評価は、意味規定、事実認識、価値評価の三つの観点から評価される。
そのうちの価値評価は、大きく分けて「よさ」と「べき」の二種類がある。
価値評価の適切さは、論証の適切さと対立評価という二つの観点から評価される。
そのうちの対立評価は、提示された論証とは反対の結論を導くような他の評価のことである。
対立評価を提出して、複数の論証を検討してみる。そして、どれがもっとも説得力をもつかを決める。
このプロセスをわれわれは避ける傾向がある。しかし大切なプロセスである。職業選択においても。
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