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3つの閉じた輪 [発達障害のこと]

発達障害の特性は、「社会性の障害」、「コミュニケーションの障害」、「想像性の障害」とよばれる。この三つは“三つ組み”とよばれる。この組み合せで障害をみると特性理解の助けになる。

しかし、なかなかうまくいかないこともある。そういうとき、以下の“3つの閉じた輪”でみていくとどうだろう。

1,何をみて

実体のない(みえない・きこえない・しらない・体験していない)ものは、(認知し)ない。例えば、人に対しての場合は、みえている働き(機能)だけ。それ以外はない。

2,どう感じ

ひとつは特異な感覚の過敏さ。それによる注意の偏り。建設的な選択的注意が困難。逆に、実体のある(みえる・きこえる・しっている・体験した)ものはズシリと受けとめる。例えば、人のいうことを真に受ける、素直に聞きすぎる、聞き流せないなど。もうひとつは身体機能の困難さ。それに注意が向かうと感じ取れる範囲はさらに限定される。

3,どう思い

手順を踏んだ理論付けで納得する。言葉で説明できないことがあると不安。なので、理由や根拠をもとめる。しかし、実感(感情・愛情・気分・意思・願望)は伴わない。頭だけの(ような)知識が蓄積。


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