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意義 [事業・スタッフ紹介]

あるひとから頂いた『潮』(2月号 第600号)だが、読んでみるとどぇりゃぁ~ことが書いてあった。

それは、内田樹氏の記事【「人間は一人では生きられない」から始めよう。家族、親族、共同体という相互扶助ネットワークへの帰属は、到来するリスク社会を生き抜く分かれ道となる。】である。

タイトルは難しいが、要するに“誰にも迷惑をかけていないし、かけられたくもない”を生活信条とするより、今の日本(リスク社会)では、”迷惑をかけたり、かけられたりする“方が生き延びることができるよ、という話である。

そこで登場するのが、「おせっかい」である。しかも、それは全員が「おせっかい」である必要はない。10人に一人。15人に一人でいい、全員を「よい人」にしようとするからおかしくなると内田氏はいう。

では、「おせっかい」とは具体的に何か。それは、まずはひとが捨てたゴミを片づけることである。扉の前で道を譲ることである。社会はそういうところから変わるのであり、そういうところからしか変わらないと内田氏はいう。

当然、「自分の仕事」はある。けれども、「自分の仕事」と「他人の仕事」の隙間には無数の「誰の責任でもない仕事」がある。しかし、今の日本では「自分の仕事」じゃないことは関係ないことであり、「おせっかい」はよくないと感じている。

「おせっかい」は誰からも頼まれもしない仕事である。しかし、それこそが「私の仕事」である。
「誰もしない仕事は私の仕事である」というのが共同体を安全で快適な場として維持するための基本ルールであると私は思っている。(P96)
当法人名は、マイジョブクリエイションズという。訳すと、“「私の仕事」の創出”。これは、すわなち快適な共同体再生のためのルールだ(った)[猫]当法人の意義が、今わかった(笑)オイオイ。
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