脱出 [読書した履歴]
『ニート脱出』(和田秀樹著 2005年4月 扶桑社)を読んだ。
非常にコンパクトにわかりやすくニート脱出プログラムが書いてあった。どれも的はずれとはいえず、好感がもてた。著者のキャリアである受験のプロとしての“傾向と対策”、あるいは精神科医としての“症状と処方箋”が生きている。
なかでも、特に私にとり目新しかったのは、いわゆる「人と接するのが苦手」克服法である。それは、相手の3つに心理ニーズに応えることであり、それができれば人間関係は楽になるという。
《3つ心理的ニーズ》
(P144~146 精神分析学者コフートの学説の引用より)
①自分に反応してほしい
②頼りになる存在がほしい
③自分も人と同じだと思わせてほしい
《上記のニーズへの対応》
①気づく、認める、わかってあげる、褒めてあげる、喜んであげる
②「大丈夫だよ」と声をかける、「支えてあげる」と気持ちを伝える
③「あなただけではないんだ、実は私もそうなんだよ」と告白する
これらを相手をよく観察して、3つのうちどれかで応えることを心がける。さっそく、実践みたい。
あと、接し方の基本として、次も実践してみたい
非常にコンパクトにわかりやすくニート脱出プログラムが書いてあった。どれも的はずれとはいえず、好感がもてた。著者のキャリアである受験のプロとしての“傾向と対策”、あるいは精神科医としての“症状と処方箋”が生きている。
なかでも、特に私にとり目新しかったのは、いわゆる「人と接するのが苦手」克服法である。それは、相手の3つに心理ニーズに応えることであり、それができれば人間関係は楽になるという。
《3つ心理的ニーズ》
(P144~146 精神分析学者コフートの学説の引用より)
①自分に反応してほしい
②頼りになる存在がほしい
③自分も人と同じだと思わせてほしい
《上記のニーズへの対応》
①気づく、認める、わかってあげる、褒めてあげる、喜んであげる
②「大丈夫だよ」と声をかける、「支えてあげる」と気持ちを伝える
③「あなただけではないんだ、実は私もそうなんだよ」と告白する
これらを相手をよく観察して、3つのうちどれかで応えることを心がける。さっそく、実践みたい。
あと、接し方の基本として、次も実践してみたい
何かしてもらったときに、ただ「ありがとう」というだけでなく、「よく気がつきますよね」と相手を褒めるようなことをひと言そえる。(P135)ちなみに、次はこんな本も読んでみたい。
参考になりました。ありがとう。
丁寧なレビューでした。
by NO NAME (2009-05-19 22:02)