SSブログ

深い [読書した履歴]

昨日にひきつづき、『14歳の君へ―どう考えどう生きるか』から、深いなぁと感じたこと2つ。
嫌いなものを無理に好きになろうとするのは、好き嫌いにこだわるまいとして、逆に好き嫌いにこだわっているんだ。でも、好き嫌いは好き嫌いとして、どうしても存在する。それなら、それはそれとして認めてこだわらないこと、これが「愛」というものなんだ。(P22-23)
君は、意見なんてものをもつべきではない。「自分の意見」を主張してはならない。君がしなければならないのは、自分の意見を主張することではなくて、本当の考えを知ること、自分の立場や都合を超えた、誰にとっても正しい考えを、自分で考えて知ることだけなんだ。(P51)
どう。深いでしょ。

著者はいう。愛と好きは違う。好きは感情。愛はそれを超えるもの。愛はそれがそこに存在することを認めること。受け容れるということ。そうすれば、嫌いという感情を持ちながらも、愛することができる。

わたしには嫌いなことがある。けど、存在は受け容れる。嫌いという感情を持ちながらも、それを拒まず、認め、受け容れることができる。そ・れ・がぁ~、愛。きっと、愛。たぶん、愛。(松坂慶子かい!)

次。最近は、「自分の意見」がないと怒られたりする。しかし、「自分の意見」を主張してはならない。

ちと、その前に「意見」とは何か…。著者はいう。自分が思っているだけのものは「意見」とは言わない。「意見」とは、誰にとっても正しい本当の考えである。だから、自分が思っているだけのものは主張してはならない。それよりも、誰にとっても正しい本当の考えを自分で考えて知ることが先だ、と。

したがって、わたしはこれからは安易に「自分の意見を他人に主張できる人間になりなさい」とはいわないようにすることにする[猫]たぶん、いわない。ま、ちょっと覚悟はしておけ(って、さだまさしかい!)
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。