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質問 [就労支援]

面接であれ、合説であれ、求人側から最後の方で「では、何か質問はないですか?」といわれる。

だが、そこで質問するのは実は至難の業だ。では、なぜ、質問できないのか。それは、ひとつには質問そのものが高度なことであること。それと、質問することをあらかじめ想定しながら話や説明を聞いていないとできないこと。このふたつがあるとわたしは考える。

なぜなら、講演会を聞いたあと質問を受け付けられたときが、そうだからである。

では、そもそも質問とは何か。それはふたつある。

ひとつは、補完の質問。もうひとつは反論の質問である。

前者は、説明の不足の部分を突くこと。たとえば、専門用語などの意味。説明している側はあたりまえと思っていても、説明を受ける側にとっては知らなくてもあたりまえということがある。それは、説明する側に責任がある。だから、質問する。

後者は、論理の飛躍の部分を突くこと。話や説明を聞いていて、「なぜ?」「どういうこと?」という箇所を指摘する。つまり、論理の甘さを見逃さないことだ。それに対して、きちんとした応答がなされていけば、互いに理解は深まる。だから、質問する。

したがって、この補完と反論のふたつの観点をもつこと。かつ、事前に質問することを自分に課して話や説明を聞くこと。このふたつがあってはじめて質問できる。質問とはそういう種類のものであろう[猫]
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