物語 [起業支援]
『ビジネスに「戦略」なんていらない』(平川克美著 2008年6月 洋泉社)より
起業には「自分自身をどのようにして語りうるのか?」という問いがある、とわたしは感じる。
「自分自身をどのようにして語りうるのか?」という問いに応じるには、未来でもなく、現在でもなくして、過去をふりかえる作業が必要である。これは、就職のときのエントリーシート作成、再就職のときの職務経歴書の作成と似ている。キャリアカウンセリングでは、キャリアの棚卸しとよばれる。
その作業から、「何を与えたいのか?」の材料を集める。いわゆる「ネタだし」。これをもとに、現在から未来へのスクリプト(出来事)を組み立てる。つまり、時系列的に配置する。それで、ひとつの物語が完成する。
「どうやって、儲けるの?」という問いの前に、「何を与えたいのか?」という問いが先行してはじめて、起業の物語はスタートします。(P59)…(略)…「物語」とはそれ自体自己完結しているひとつの世界です。そして「物語」が「物語」であるのは、その中に現実とは異なった物語固有の時間が流れているということに尽きるのです。(P73)起業には物語がある。その物語には自分が居る。だから、
起業には「自分自身をどのようにして語りうるのか?」という問いがある、とわたしは感じる。
「自分自身をどのようにして語りうるのか?」という問いに応じるには、未来でもなく、現在でもなくして、過去をふりかえる作業が必要である。これは、就職のときのエントリーシート作成、再就職のときの職務経歴書の作成と似ている。キャリアカウンセリングでは、キャリアの棚卸しとよばれる。
その作業から、「何を与えたいのか?」の材料を集める。いわゆる「ネタだし」。これをもとに、現在から未来へのスクリプト(出来事)を組み立てる。つまり、時系列的に配置する。それで、ひとつの物語が完成する。
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