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りかい [読書した履歴]

論理学こんな本を買いました。
『論理学』(野矢茂樹著 1994年2月 東大出版会)

野矢氏の『「論理哲学論考」を読む』を7回読み終えた。そして、理解不足の部分がいくつか見つかった。

理解不足というのは、うまく理解できないことである。うまく理解できないとこは、読むと「さっ」と通り抜けれない。つまり、「…んむっ」となり、読むスピードが徐々に落ちる。そして、ときには止まってしまうこともある。止まったら、そこが理解不能・意味不明地点である。すわなち、「わからない」のである。

その「わからない」点、あるいは理解不足の部分とは、「5 論理が姿を現わす」と「9 命題の構成可能性と無限」である。しかし、この部分はたぶん『「論考」を読む』の一番大事なところだろう。しかし、「すっ」と理解できない。なんだか、難しい数学の問題と対峙しているような気分なのである。

このところ、同じ野矢氏の『論理学』という本が気になっていた。本屋さんで何度も立ち読みした。買おうか買うまいか迷っていた。買おうと思ったこともあったが、値段が2,730円もするから躊躇していた。同じ頃、『考えない練習』 (小池龍之介著)も気になっていた(…そんなことはどうでもいいか)。

結局、『論理学』を買った。もうすでに読み始めているのだが、この本は、わたしの『「論考」を読む』の理解不足を補ってくれそうである。最初は、同じ野矢氏の『論理トレーニング』と同じような本だと思っていた、というより勝手に思い込んでいた(まったく、先入観ってやつは…)。しかし、それとはぜんぜん違う。『論理トレーニング』が問題集だとしたら、『論理学』は参考書のような感じである。

ということで、しばらく『論理学』を読もうと考えている。2月で、2~3回読んで、3月に再び『「論考」を読む』に戻る。そして、理解不足の部分を理解できればいいなあ、なんて考えている。
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