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あじあ [好きなもの]

SPORTS GRAPHIC NUMBER ( スポーツ・グラフィック   ナンバー ) 2011 年  2/24 号  2011アジアカップ  雑誌こんな雑誌買いました。

先日のアジアカップは面白かった。何が面白かったか。それはいろいろある。けれど、わたしの関心は、本田でもなく、香川でもなくして、ザック監督だった。しかも、ザック監督の采配だった。ザック監督は、決勝のオーストラリア戦で、前田に代えて李を入れた。これを「ロジックとひらめきの半々だった」とコメントした。わたしは、たぶん、その「ロジック」に注目していた。

ウィトゲンシュタインは、日常言語に論理をみてとった。そして、思考の限界を画定した。だから、「語りえぬものについては、沈黙しなければいけない。」とした。また、野矢氏も思考の限界を画定した。しかし、「語りきれぬものは、語り続けねばならない。」とした。そして、ザック監督は…。ザック監督は、サッカーにその論理をみてとり、われわれがまだ語りえぬ何かをわれわれの前で示した。実は、その語りえぬ何かは論理である。それを言葉ではなく、あの華麗なボレーシュートでもって示した。かなり強引であるが、わたしはあのボレーシュートに論理をみてとりたいのである。

いま、野矢氏の『論理学』を読んでいる。このところ、まとまった時間がなかなかとれなかった。だから、あんまり進んでいない。でも、もう少しで一回目を、やや通読ぎみだが、読み終える。かなり面白い…、アジアカップと同じくらい(笑)。で、論理学も、もしかしたら「ロジックとひらめきの半々」かもしれない、…なんてね(微笑)。
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