フリーター(15~34歳)減。パート・アルバイト(35~44歳)増。 [就労支援]
就職氷河期という言葉は、新卒者の就職率が減少する時期について用いられる。この意味で言えば最後の氷河期は2年前に終了している。就職しにくい時期を氷河期、しやすい時期を間氷期とするならば、今は就職間氷期となる。
過去30年をみても、10年周期でこの氷河期がやってくる(最近は、いわゆるバブル崩壊後の1995-2005年)。この氷河期と間氷期では完全失業率が異なる。2000年は5.5%まで達した。
だたし、完全失業率が何%だから氷河期というわけではない。つまり、氷河期と間氷期をわける明確な基準はない。マスコミは、大手企業の新卒者採用計画人数を指標としている。一方、政府は、フリーター人口の傾向を正社員化の動向の裏付けとして見ているようだ。
しかし、いずれも間違いではないが十分ではない。実は、ここには最も重要なことが欠けている。つまり、若者の就労動向はキャリア(職業人生)形成と並行しているはずである。キャリアの視点が欠落しているのだ。
氷河期が訪れると就労の機会が極端に遠退き、多くの若者が無業の状態になる。そのため、就労意欲が激減する。お金を生活の糧としてひとりの自立した“大人”になるには大きな打撃だ。しかし、その環境から仕事に就き、生活を開始し始めれば“大人”となれる。なぜなら、キャリアと正面から向き合うからである。
人類の歴史をみると、氷河期は海岸線が極端に遠退き、陸上の大部分が氷に覆われる。そのため動植物も激減する。動植物を食料とする狩猟採集生活の人類にとっては大きな打撃だ。人間は人類になる前は樹上生活(猿人)であったらしいが、氷河期の環境で地上生活を始め、2足歩行を開始し人類となったらしい。
若者の就職氷河期は、むしろ人間を成長させる。そのプラスの面をもっと見ていくこと、つまり労働の質の部分、換言すればキャリア形成という視点からのアプローチが今こそ求められているのだ。
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エントリーシート再考② [就労支援]
エントリーシートには、論理力がもとめられていると書いた。
これは今、ビジネスの現場においても同様である。
その理由を自分なりに考えてみた。
①グローバル化した経済活動のなかにおいて唯一の共通部分であること
②経済競争の激しいなかにおいて合理的な選択や判断が求められていること
③ビジネスが義理人情から言語による話し合いで成立するようになってきたこと
エントリーシート再考① [就労支援]
就職活動の一番最初の関門が「エントリーシート」です。
学生が「エントリーシート」を書く意味は次の三つです。
①就職を考える=人生を考えること
②20数年の自分の過去を一度整理すること
③自分を売り込む戦略を考えること
「エントリーシート」は企業へのエントリーです。しかし、それは社会へのエントリーでもあります。
なぜならば、今書いている「エントリーシート」は長い職業人生を積み重ねていく「キャリアシート」の一ページ目にあたるからです。
そこで、「エントリーシート」について改めて考えてみました。
●企業側にとっての「エントリーシート」の意味
企業が欲しい学生かどうか見極める手段のひとつ
●企業側が「エントリーシート」で見るところ
どんな人物なのかを判断する材料…自己PR
どれだけ企業に対して関心があるか…志望動機
どれだけ文章による対人関係能力があるか…論理力
年収400万円が会社員の境界線という見方 [就労支援]
労働運動総合研究所によると、2005年の会社員約4500万人のうち、
年収が400万円以上の人は約2300万人(約50%)
うち管理職1287万人 56%(約28%)
うち管理職を除く約1013万人 44%(約22%)※
年収が400万円以下の人は約2200万人(約50%)
厚生労働省の審議会で議論されている「ホワイトカラーエグゼンプション制度」によれば、上のうち※の部分の人の労働時間が1日8時間を超える場合は割増賃金を支払わなければならないとする規制をその規定から除外するかどうかを検討しているらしい。つまり、簡単に言えば「今までの時間外の残業代は支払わんことにしんまいけ。でも、支払わんがじゃないがやぞ。成績が良かった人にその分あっげるがにすっちゃ(富山弁)」ということである。
その是非は、とにかく統計上、年収400万円が会社員の給与平均ラインということだろうか?
それに対して、経済産業研究所の2005年のアンケート調査によれば、NPO法人の常勤スタッフの平均年収は約130万円である。およそ会社員の約3分の1である。
若者は労働市場という扉から締め出されているのか [就労支援]
日本とアメリカの失業率はともに、ほぼ4%台で推移している。
15~24歳の失業率は、(2000年『新卒無業』大久保幸夫編著)によれば、
日本 9.2% アメリカ 9.3% とこれまたほぼ同じくらいだ。
しかし、10月29日ILOは、世界の15~24歳の失業率は13.5%と発表した。
特に中東、北アフリカが最も高く 25.7%。増加が激しいのは東南アジアの15.8%である。
それでは、ヨーロッパ、北欧ではどうか。
①スイス 4.8% オランダ 5.5% デンマーク 6.7% ドイツ 7.7%
②ノルーウェー 10.2% イギリス 11.8% スウェーデン 11.9%
③フランス 20.7% フィンランド 21.6% スペイン 25.5% イタリア 31.5%
①は日本より良い。②は日本より少し厳しい。③日本の倍~3倍厳しい
ILOの報告書によると、世界の若者の人口は約10億人。うち6億5700万人が労働市場にいるが、この10年間で若者の人口が13%増えたのに対し、雇用機会は4%しか拡大していないらしい。
また、日本とアメリカの年齢別失業率(2000年『新卒無業』大久保幸夫編著)を見てみると、25歳以上の失業率が日本の方が高い。仮に日本とアメリカの失業率が同じだとする。そうすると、日本の若者はアメリカの若者より、雇用機会を得る競争率が上がる。すなわち、失業者に若者が占める割合が多くなる可能性は高くなる。
15~24歳 25~54歳 55~64歳
日本 9.2% 4.1% 5.6%
アメリカ 9.3% 3.1% 2.5%
日本もそうだが、若者が労働市場の扉をこじ開けることは難しく、むしろ締め出されているのが現状なのだろう? ILOの報告書によると、失業者の44%が若者が占めているとのことらしい。
しかも、ILOの報告書によると、先進国で仕事がなく学校にも通っていない若者が、全若者人口の13.4%となり、その6割近くに職を探す意思がない、とも指摘しているらしい。だが、あまりもの多さに驚く。というより疑いさえもってしまう。
中途で正社員になるにはどうしたらいいか [就労支援]
JOBサポートとやま(富山県地域労使就職支援機構)『若年者の雇用動向調査』2005年1月発行
2004年9月(富山県内の20名以上の事業所1251事業所を対象としたアンケート調査)によると
正社員として採用する理由は、退職した正社員の補充、つまり「欠員」が多いようだ。
そこで正社員になるのが有利な仕事は…
退職者の数>求職希望者=接客販売店員(小売業、飲食店など)
=技能職技術職(製造業、建設業など)
逆に、正社員になるのが困難な仕事は…
退職者の数<求職希望者=一般的事務
このことから、次のような仮説が成り立つのではないか?
①労働従事者の移動が激しい仕事は正社員になれる可能性が高い。
②労働従事者の移動が少ない仕事は正社員になれる可能性が低い。
③高齢者が継続可能な職種は、正社員になりにくく、逆はなりやすい。
しかし、正社員になる場合、「欠員」の理由が職場環境の劣悪さか、いままでいた社員の退職によるかで大きく違ってくる。その理由を吟味して見極める必要があるだろう。
あとは、上記のデータは20人以上の事業所が調査対象だから、20人以下の事業所のことはわからない。むしろ、20人以下の事業所をみていくという方法がある。
私のこれまでの経験から、20人以下の事業所はいい人材がいれば採用したいという潜在的なニーズがある。なぜなら、そういう小さい事業所はいい人材と出会う機会が少ない。それに、働く側も事業主と親しい関係で仕事できれば、長く勤めるられる。だから、20人以下の事業所の正社員を目指すのも一つの方法だ。
2010年の富山県の世帯構成を大胆予測する [就労支援]
総務省の2005年国勢調査(確定値)より
【人 口】(15歳未満)(15歳以上65歳未満)(65歳以上) (人口減少年) (総人口)
日本 14% 66% 20% 2005年 12777万
富山 14% 63% 23% 1995年 111万
(補足)日本の総人口のうちの3ヶ月以上定住している外国人は155万>富山の人口
【世帯数】(65歳未満)(65歳以上がいる)(65歳以上のみ) (世帯数) (1世帯人数)
日本 48% 35% 17% 4906万 2.6人
(65歳以上うち1人のみ 386万 27.5%増~2000年)
( 同 うち夫婦のみ 449万 22.6%増~2000年)
65歳以上のみの世帯が大幅に増えている傾向が顕著だ。
この現象をもとに、富山の2010年を予測してみた。
【予 測】(65歳未満)(65歳以上がいる)(65歳以上のみ) (世帯数) (1世帯人数)
富山 34% 33% 33% 45万 2.4人
2010年の富山は、人口は4%減少するが世帯数が20%増加する。実は、人口が減少すると世帯数は増加する傾向がある。だから、1世帯あたりの人数も2005年現在の3人から2.4人になる。
すなわち、1世帯における世代構成は若者世代世帯、二世代世帯、高齢世代世帯の3分化する。 (※お詫び-この配分を導き出す根拠はありません。キリのいい数字にしたかっただけです。)
非正社員から正社員への国の支援策 [就労支援]
若い非正社員、いわゆるフリーター(15~34歳)は2005年で201万人(総務省統計局)。
国は、骨太な再チャレンジ支援策で、あと4年で20~27万人を正社員にしたいと考えている。
なぜならば、このままでは生活保護世帯が増え国の財政に悪影響がでる可能性があるから。
「それじゃ、ひとつお国のために…」と思う人ははたして何人いるのだろう? 少なくとも私(44歳)の世代でこの論理でなんとかしそうな人は、鳥肌実氏(時局講演会に行きました。実は嫌いじゃないです。)以外知らない。
では、国は何をしているのか? 実は、結構各地でやってる。ジョブカフェや若者自立塾等…。
外国も結構やっている。ただし、それぞれのお国の状況や土地柄があり施策は微妙に違う。だから、日本のなかでも微妙な違いがあっていいと思う。
個人的に、ここ富山で若者の就労支援をしながらよい思うのは、イギリスのブレア政権が導入した「若者向けニューディール」だ。それは、18~24歳までの求職者(フリーターも含む)にパーソナルアドバイザーがつく支援策だ。しかし、私の場合、それにさらに職業体験のメニューをつけ加えたい。
(補足)
生活保護世帯数(厚生労働省)は、この10年間で約1.7倍になったらしい。
1996年 約61万世帯
2005年 約104万世帯(うち高齢者世帯約43%)
ちなみに富山県の総世帯数は約37万世帯(2005年12月1日現在)である。
10歳で約半月、親と離れて共同生活したら [就労支援]
NPO法人北陸青少年自立援助センターから送っていただいている会報に、理事長の川又さんが不登校、引きこもり、非行、ニートの予防策として次のように書かれていた。
「…予防策としてある時期ある期間、親と離れての共同生活体験を提案する。厳しいものではなく林間学校、臨海学校のノリだ。年齢は私は素人なのでわからないが私案として9~10歳、期間は2~3週間。学習もあるだろうが科目は読み書きソロバンのみ。指導者が普通であれば共同生活のデメリットもない。たとえ発達障害の子がいても早期発見、早期治療につながるし、親の子育てのチェックもできる。これでニート問題は半減すると思う。…」
10歳で約半月、親と離れて共同生活。親としても嬉しいし、子どもが帰ってきたときの表情を想像するとなんとなくワクワクする。きっと逞しくなって帰ってくるだろう。そうでなくても、貴重な体験になるだろう。
「腕白でもいい逞しく育ってほしい。丸大ハム」というキャッチコピーを思い出した。
仕事を基盤とした学習(ワークベースドラーンニング) [就労支援]
「この子は、いい子ですが、何しろ学校がきらいで、でも、成績は普通でした。大学へは行く気がなく、どこかで働きたかったようです。でも何がしたいのかは全くわかっていません。どうしたらいいでしょうか?」というお問い合わせを親御さんからたびたび受けます。
これは、「いかにしたら、立派な大人、社会人、職業人になれるか」ということだと思います。
それには、そこに焦点をあてたトレーニングが必要です。
●まず、キャリアカウンセリングを受ける
①キャリア探索の方法を身につける
②長期的な目標をもつ
③ワークレディネス(仕事をする意欲)を高める
④論理的な思考能力を鍛える
●とにかく職場で過ごす
(学校ではできない経験をする)
①ここで一所懸命かつ真剣にやるかどうかで自分の将来がかかっていると思う
②チームで働くことに慣れる
③個別指導を受ける
④要求の厳しさを知る
以上の一連のサービスを私たち(NPO法人マイジョブクリエイションズ)は行っております。
詳しくは、http://www18.ocn.ne.jp/~npo/のメールからか、私(盛田)のメールアドレス
a-morita@ra2.so-net.ne.jp までご連絡ください。
採用するしないの判断基準(年代別)は何か [就労支援]
面接のときの面接官の心情を推測してみると…
●若年者(20~30歳)=「この人と一緒に仕事したいな~」かどうか
①元気+根気+素直さ
②きちんと挨拶ができる、無断欠勤や朝遅刻をしない
③会社の指示にきちんと従える
●経験者(30~40歳)=「この人がいればうちの会社にプラスになるな~」かどうか
①基礎的な技能がある
②問題を分析し、解決方法を提案できる
③人と意思疎通を図り、協力して働くことができる
●熟練者(40~50歳)=「具体的かつ定量的な成果をもたらすだろうな~」かどうか
①時間や材料といった資源をうまく使いこなせる
②自主的に考え、職場で一日を過ごすことができる
③会社にとっての有利な競争力や卓越性を身につけている
「子どもを就職に導くための親セミナー」に参加して [就労支援]
10月21日、富山市商工労働部商業労政課主催の「子どもを就職に導くための親セミナー-将来を見据えた就職について親としてどう関わればよいのか」が富山市(旧大沢野町)大沢野文化会館で行われた。参加者は、22名(たぶん親御さん)。私も聴講させていただいた。
構成は、第一部が「ヤングジョブとやま」のキャリアコーディネーターの宮城啓子氏、第二部は「NPO法人北陸青少年自立援助センター」理事長の川又直氏、第三部はキャリアカウンセリング(個別相談)である。
結論から先に言うと、就職できない、就職しようとしないお子さんをお持ちの親御さんは、本人や家族、親戚などの身内だけでなんとかしようしないで、早めに支援機関を利用した方がよいということである。(当然、私のところNPO法人マイジョブクリエイションズ)も含めて。詳しくは、ホームページをクリック→http://www18.ocn.ne.jp/~npo/)
今、富山県内も含め全国にはこのような就労支援機関がたくさんある。また、ここ数年で多くの実績を積み確実に成果を出している。ただし、参加された方にとっては、自分の子どもがどの機関にお世話になればふさわしいかがよくわからない。その違いが一般の人にはわからない。でも、どこかに相談すればいずれふさわしい支援機関に辿りつくだろう。
この日のセミナーのサブタイトルは、「親としてどう関わればよいのか」だ。しかし、今回の講演形式、限られた時間内では、参加者の関心、つまり「親として何をどうすればいいのか」という疑問に答えることはできない。ただし、その第一歩、最初のガイダンスにあたると思う。参加された親御さんはある程度時間がかかることを覚悟して、焦らず、次のアクションに移してもらいたい。
また、今回の対象は、「子どもを就職に導くために親としてどう関わればよいのか」という悩みをもつ人である。就職しようとしない、早く就職してほしい子どもをお持ちの親御さんである。それには、むしろ教育コーディネーターと言われる人がふさわしい。富山県では、キャリア教育という取り組みはまだ行われていないが、首都圏には国や自治体、NPOら協働してキャリア教育を推進している。そこには教育コーディネーターという人たちが活躍している。
実は、このテーマは一般化しにくいテーマである。川又さんの言葉を借りれば「ニートといってもA~Zいる。同じようにフリーターもA~Zいる。」からである。一人一人の状態(こう言ってよければ、症状)が違う。だから、子どもが14歳くらいまでなら親がこう接すれば子どもが就職できるという正解らしきものがあるのかもしれないが、それ以降になるとそのような一般的な答えはないのではないか?
団塊の世代VS団塊ジュニアという構図 [就労支援]
1947(昭和22)年生まれの方が、来年2007年から順次60歳を迎える。太平洋戦争直後の1947年~1949年の間の年間平均出生数は269万人である。参考までに、1998(平成10)年は120万人、だから2.2倍である。
現在定年は、今年4月の高年齢者雇用安定法の改正により、65歳までの定年の引き上げや継続雇用制度の導入等など引き上げの措置が事業主に義務づけられている。
仮に、団塊の世代があと5年働いたら…
1年目 269万人①
2年目 269万人+269万人=538万人②
3年目 269万人+269万人+269万人=807万人③
4年目 200万人+269万人+269万人+269万人=1007万人④
5年目 200万人+200万人+269万人+269万人+269万人=1207万人⑤
延べ ①+②+③+④+⑤=3828万人の雇用機会が創出されることになる。
一方、15~34歳の完全失業者が128万人×5年=640万人①。フリーターが417万人(2001)×5年=2085万人②、ニートが40万人(2001)×5年=200万人③。この他に就職を希望しているが、家事手伝い、育児、介護、ケガ、病気などで働いたりする意欲はあるが断念した数は、25~34歳で70万人(2002)×5年=350万人④。延べ ①+②+③+④=3275万人が就職したくてもできない人がいる。なお、ここには新規学卒者等の潜在的な求職者は含まれていない。
3828万人≧3275万人(大変大雑把ではありますが…)
なぜ、定年を引き上げるのか? 働きたい若年者を雇用した方がよいのではないだろうか?
考えられる理由として…
①高齢者自身、もっと長く働くべきだと考えている
②事業主にとってもメリットがある(技能職等)
③年金支給開始年齢の引き上げため(?)
今後、特に3年間は<団塊の世代 VS 団塊ジュニア(1971~1974年)世代>という対立図式が起こりうる。双方の考えや行動がまったく理解できない。労働環境だけみても、時代が短期間に変化したことがよくわかる。今、まさに混乱と迷走の時代なのだと実感する。
“ウォーキング”ではなく散歩をお奨めしています [就労支援]
仕事がないと体がなまってしまいがち。
会社に勤務していれば、出勤日は朝早く起きて顔を洗い、身を正して家を出て、自動車や電車、バスに乗らなければいけません。そうすることで、緊張感をもちながら体を動かします。それだけでも結構運動量があります。
しかし、特に何もしていない状態にあるときはまず「散歩」をしてみましょう。
「ウォーキング」ではありません。「ウォーキング」と言ってしまうと、何か目的があって、期待される成果を実現しなければいけないような気がしてしまいます。「散歩」は、無目的にただ歩きます。何の成果も期待しません。
「散歩」は実はこころの時間。そこで偶然出合う日差しや緑、人の姿…、それらに感じること、思うこと、考えることを大切してみてはいかがでしょうか?
成果主義とこころの障害 [就労支援]
(社会経済生産性本部メンタルヘルス研究所)
うつ症状で1ヶ月以上休業している従業員がいる企業(161社)/企業(218社)
=74%(約4社のうち3社)
(産業医の見解)
成果主義の会社→個人主義の個人→支え合いが希薄=孤立化→こころの障害
(推測)
こころに障害のない従業員がいる会社は、成果主義を導入していない。(ちと、無理かな)
フリーター数と年収 [就労支援]
(全国)
15歳~35歳のフリーター数 201万(2006労働経済白書)
平均年収 106万(民間調査機関)
(推測)
時給@650×1日8時間×週4日×年間51週=1,060,800円
増える派遣労働者数 [就労支援]
(全国)
派遣労働者/正社員=12.4%(25人に3人)8年前の2倍
(内訳)
飲食店 宿泊業 =59.1%(5人に3人)
医療 福祉 =20.6%(15人に3人)
情報通信業 =16.0%(18人に3人)
(富山県)
派遣事業所数 340(2006)8年前の約6倍
(背景)
労働市場の自由化(1999原則自由化、2000製造業の解禁)
就労体験の意味は、生の人間や人生と触れ合うこと [就労支援]
目的=人に慣れること、人との触れ合い方を学ぶこと
方法=就労体験、仕事は道具(例えば、作業の中で自然と会話が成立する)
働きたくても働けない若者の類型について [就労支援]
●玄田有史氏 『働く過剰』
①求職型‥具体的な求職活動をしている
②非求職型‥就職希望をもっている、かつ仕事に就くための具体的な求職活動はしていない
③非希望型‥求職活動をしていない、かつ仕事に就きたいという希望をもっていない。
●二神能基氏 『希望のニート』
①情報力必要型‥就労についてのきめ細やかな情報提供を必要とする層
②社会力必要型‥就労以前に、人間関係が苦手で社会に出てもすぐに挫折しそうな層
③人間力必要型‥生きていること自体にあまり喜びを感じられない層
●盛田淳 (仮説その①)
意思決定の自覚がある‥A 職業選択の準備が整っている‥B
①AかつB型‥自力または、不足している部分をキャリアカウンセリングで補えば仕事に就ける
②AかつBではない型‥キャリアカウンセリング(見立て)と就労体験等(手立て)で仕事に就ける
③AではないかつB型‥キャリアカウンセリング以前のトレーニングや体験から始める
④(AまたはB)ではない型‥ルーティン(簡単にできること)の反復で生活リズムを整える
障害者チャレンジトレーニング事業 [就労支援]
富山県内には、三つの社会福祉法人が障害者就業・生活支援センター事業の受託を受け就業移行支援、就業継続支援を行っている。10月3日、そのうちのひとつを県政バスで見学してきた。
このセンターでは、職場実習の経験を通して地域の職場に就職し定着できるよう支援している。今までも、何人かの利用者を送り出している。実際に仕事に就いた人の例を聞くと、そこまでにたどりつくには、たまたまにたまたまが重なっていたらしい。つまり、そこには偶然が作用しているということだ。しかし、それだけではない。最初は地道な体験から始めて、単純な作業をしながら本人が自分でもできるという自己肯定感を感じ、受け入れ側はその仕事ぶりを評価する。いい評価をされると自信がつく。自信がついたら、与えられた作業以外にも関心をもったり、気配りができるようになる。そうなると、何らかの障害をもっている人は役割分担のなかで障害が相殺されて健常者となんら変わらなくなる。そして、一個人としての存在が認められる。これはすばらしいことではないだろうか。
ただ、このような形でうまくいくケースはそう多くはないようだ。センターには就業支援ワーカーといわれる人が活躍している。施設内での地道な職業訓練、職業能力開発をしながら、地域での就労をめざす人の指導や相談にのっている。その一方で、受入事業所の開拓を行う。それがどうも大変なようだ。社会全体としてとても大切なことであることはわかってもらえるし、話は聞いてはもらえるのだが、現実はそう簡単ではない。施設から地域へという道のりはまだ厳しいものがありそうだ。
この施設の現在の利用者は、380人。これまでに仕事に就いた人は91人。現在91人が100人になるように目指して奮闘中である。障害者が地域で生活なり就業しているのは全体の6割程度らしい。だとすると、このあたりだけでも、530人の方々が施設などを利用せずなんらかの形で生活をしていることになる。
また、この施設で働く人は195人。1人の職員が2人の障害者を支えていることになる。同じように、ある養護学校は生徒数が215人。職員185人。1人の職員が1.2人の生徒を支えていることになる。福祉の仕事に無知な私には考えられない手厚さのように感じられるが、それほど大変な仕事であることが逆に想像できる。障害と一口にいっても、一人一人違うだろう。また、年齢、障害の程やそれぞれの特性など個別に対応しなくてはいけないなど、それ以外にも実際にはいろんな仕事があるに違いない。
障害者を施設から地域へ、地域の中で、みんなのそばで生活や仕事ができるように‥。という理念はとても共感できる。しかし、それを実現するには地道な大変な苦労が必要なようである。
みんなの仕事塾 十日目 [就労支援]
昨日(6月15日)はNPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の十日目でした。
午前は、作文教室(バラグラフライティング)の2回目でした。
午後は、「自分らしいキャリアづくり」について考えました。
<午前>
作文のお題は「『みんなのしごと塾』で得られた効果を一つ選び、それについて説明してみましょう。」です。45分間で200字の文章を書きました。以下は、その抜粋です。
「ジョブシャドウで外回りを経験したことで、見知らぬ人と会う自信がついた。」
「ここで学んだ<お願い>の仕方を実践してみたら効果があった。」
「週2日、10日間、『しごと塾』に通ったことで規則的な生活リズムが身についた。」
「社会と繋がっている感じがした。活動しているという感じがした。」
「出かけるときや家に戻るとき気分がよかった。」
ひとりで家にいると不安になるけれど、『しごと塾』に来ると〝下手な〟不安がなくなるようですし、人とおしゃべりすることは気分転換になるようです。
今回が十回目、第Ⅰ期の最終回でした。今後も復職・就職サポートクラブ的な方向で、さらに効果の高い内容にしていければなあと思いました。第Ⅱ期にご期待下さい。
みんなの仕事塾 九日目 [就労支援]
昨日(6月12日)はNPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の九日目でした。
終日、マイジョブでの一日就労体験(ジョブシャドウイング)でした。
※ジョブシャドウイング=ひとりの人物に影のように付き添い仕事を体感することで、特定の業種や職種で求められるスキルや知識を得たり就労意識を高めるプログラム。決まられたカリキュラムを順番にこなすインターンシップと違い、作業ではなく個人の仕事ぶりを見ることで仕事の楽しさや苦しさを体得、より高いスキルを学び取ることができる。欧米の中学校や高校で盛んに活用されている。
<午前>
事務所でテーブルを囲み、午後からの外回りの説明。外回りで話す内容、企画のコンセプト、マーケティング、切り口を話しました。参加者から「切り口は、どうつくるのですか?」と聞かれ、「企画の期待される効果と調査によって知り得た事実を混ぜ合わせ、そこに触媒を入れて、化学反応を起こさせてつくります。」と比喩的に説明しましたが、理解して頂けたかどうかはちょっとわかりません(笑)。
<午後>
一台の車に乗って移動。訪問先では、私がご担当の方とお話します。参加者はそれを隣でモデリング(観察学習)します。ジョブシャドウイングを終えて、参加者は「普段は決してできないとても貴重な体験でした。」とみなさん一様に感想を述べておられました。
最終日、十回目(6月15日)は、午前が就職に役立つ作文教室。午後は上昇志向が強くない人のための働き方講座です。
「みんなのしごと塾 第Ⅰ期」もあと残すところ1回となりました。
お問合せはマイジョブのホームページ http://www.toyamav.net/~myjob/ の
[お問合せ]からどうぞ。
みんなの仕事塾 八日目 [就労支援]
今日(6月8日)は、NPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の八日目でした。
午前は、模擬面接トレーニングに挑戦しました。
午後は、「運のいい人悪い人」について話し合いました。
<午前>
「あなたを動物にたとえると何だと思いますか?」という質問に答えていただきました。「水牛」「あざらし」「きりん」などいろいろな答えが返ってきました。「きりん」と答えた方の理由は、「涼しい顔をして高いところから眺めている感じが似ているから」ということです。これが普段の会話だったら何の問題もないのですが、面接の場合は少々印象が悪くなります。「あまり物事に集中せず、何事も他人事のような態度で取り組むタイプなのかなぁ」と思う面接官もいるからです。むしろ、「何事があっても動じず自若泰然としているから」という理由にした方が面接という場ではいい印象を与えます。このように自分の長所を知り、面接官に伝えることは大切なことです。最も「あなたを動物にたとえると何だと思いますか?」という質問をする面接官はめったにいないとは思いますが‥。
<午後>
運がいい人がもつ次の4つの法則を学びました。
①チャンスを最大限に広げる
②虫の知らせを聞き逃さない
③幸運を期待する
④不運を幸運に変える
次に、運がいいと感じることの把握として「昨日、経験した運のいい出来事を書いてみよう!」をしました。できるだけたくさん、重大なことも些細なことも書き出すようにしました。そして、それぞれがその中からひとつの出来事を選び発表しました。なかには、「自動車が壊れなかった。」などもありました。私はいい事が起こったことが運がいいということと感じていましたが、実はなにも起こらなかったから運がいいと感じることもあることに気づかされました。事無くして一日を終える、つまり無事ということが幸福な出来事でもあるわけです。英語で言えば、ノンイベント。ノンイベントと言えば、キャリアカウンセリングではナンシー・K・シュロスバークです。予期していたことが起こらなかったこと(ノンイベント)によって生じた転機にどう対処していくかということを理論化した人です。今回のワークシートは、予期していないことが起こらなかったことが幸福な出来事であることを意識させてくれました。日々日常で、あたり前のことがあたり前に行なわれることの重要性を感じさせてくれました。
九回目(6月12日)は、一日就労体験です。私のジョブシャドウイングをしてもらいます。
「みんなのしごと塾 第Ⅰ期」もあと残すところ2回となりました。
お問合せはマイジョブのホームページ http://www.toyamav.net/~myjob/ の
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みんなの仕事塾 七日目 [就労支援]
今日(6月5日)は、NPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の七日目でした。
午前は、「ありがとう」の気持ちを伝えるワークシートに挑戦しました。
午後は、新聞を使って気になる情報を収集し、話し合いました。
<午前>
「ありがとう」という気持ちを自分の身近な人に伝えることに取り組んでみました。感謝の気持ちを伝えることは、誕生日とか、母の日とか、何かの機会がないと意識してすることは少ないかもしれません。しかし、身近なゆえに疎かになっているということはないでしょうか。「ありがとう」という言葉は、誰も損をしない言葉です。いつでもどこでも使える言葉です。だから、日頃から使いたい言葉が「ありがとう」という言葉だと思いました。
<午後>
まず30分間、新聞2紙を読んで興味ある記事をピックアップしてもらいました。ある参加者は、〝拾って缶走34キロ〟という見出しのついた記事を選びました。理由は「自分の近所にこういうことをしている人がいるのに驚いた」と言っておられました。その方は、清掃関連の記事に注意が向いていたようで、小さな清掃活動とかの記事もピックアップしました。
八回目(6月8日)は、午前模擬面接トレーニング、午後は「運のいい人悪い人」について考えます。
定員にまだ若干余裕があります。また、応援、顔出しOKです。毎週月・木曜日で~す。
場所は頼成の森より砺波方面へ200Mの「グレーパリィ」さん。お待ちしておりま~す。
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みんなの仕事塾 六日目 [就労支援]
こんにちは、盛田です。6月になりました。衣替えの時期ですね~。
今日(6月1日)は、NPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の六日目でした。
午前は、パラグラフライティングという文章の書き方を勉強しました。
午後は、「聴く営業」という新しい営業スタイルについて学びました。
<午前>
「私のストレス解消法」というテーマで200字の文章を書きました。作文ではなく、相手に納得してもらえる文章を書くために、パラグラフライティングに挑戦してみました。パラグラフというのは、日本語でいう段落ではなく、ひとつのトピックに必要な文章のまとまりです。
まず、トピックをカードを使って書き出します。このとき否定的な考えは持ち込まず、思いついた事柄をどんどんカードに書き込みます。次に、できたパラグラフ間の親和性を考えます。ここでは、馴染まないパラグラフ、説明不要なパラグラフを省いていきます。最後は、構成です。パラグラフ間のつながりや流れを考えながら並べ替えていきます。
参加者は、解決法として「銭湯での温冷浴」「ロック、へビィな音楽を聴く」「サッカー観戦」等を取り上げ、文章を書きました。45分間という時間でしたがどれも納得できる内容に仕上がったと思います。
<午後>
ある本をテキストに、ひとつの独特な営業スタイルについて話し合いました。その本の著者は、英会話の教材販売で成功しました。その成功の秘密は、悩みを聴いて一緒に解決方法を考えるという姿勢にあります。
この営業スタイルで重要なことは、「できるかできないかより、できようになりたいかどうかを優先すべき」という考え方を伝えることです。「できるかできないかというのは単にそう思っているだけ。その思い込みを捨てれば何でもできる」という論理です。だから、まず「できることからとりあえずやればいいんだ」ということに気づくような姿勢で接します。
今の時代、モノを売っていても、そのモノが買った人の問題解決にどう役に立っているのかという視点が大事なのだと思います。そのためには、問題を明確にすることや、一見雑談とおもえるような話をすることも必要だと思いました。ある参加者は、「雑談が共感につながったことがあった」と車を購入した時のことをひきあいに出し話しました。
七回目(6月5日)は、午前は「ありがとう」の気持ちを伝える、午後は新聞から求人情報を読むです。
定員にまだ若干余裕があります。また、応援、顔出しOKです。これから一ヶ月、毎週月木です。
場所は、頼成の森より砺波方面へ200Mの「グレーパリィ」さんです。お待ちしておりま~す。
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みんなの仕事塾 五日目 [就労支援]
今日(5月29日)は、NPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の五日目。
終日、ぶどう農園で就労体験をしました。ずっと上を向いての作業で首が痛くなりました。
<午前>
10時半集合。最初に作業の説明を聞きました。作業はぶどうの枝に生えている房の剪定でした。いらない房に鋏を入れて切り落とす作業です。その作業をお昼までの約1時間、黙々とやりました。次第に目が慣れてきたみたいで、残す房と落とす房をすばやく見分けられるようになりました。
<午後>
お昼休みのあとの約1時間半、午前と同じ作業をしました。午前にくらべ太陽も差し込み暖かでした。剪定作業は、根気と集中力の維持が求められる仕事でした。途中ぼ~としたこともありましたが、次第に鋏の入れる角度がうまくなったと思います。
体験を通じて、農家の方がぶどうを育てるの随分と手間をかけていることと、ぶどうを大事に育ていることを感じることができました。首の痛みは慣れないためで、三日働けば慣れてくるそうです。
六回目(6月1日)は、午前は文章の書き方、午後は営業ノウハウについて学びます。
定員にまだ若干余裕があります。また、応援、顔出しOKです。これから一ヶ月、毎週月木です。
場所は、頼成の森より砺波方面へ200Mの「グレーパリィ」さんです。お待ちしておりま~す。
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みんなの仕事塾 四日目 [就労支援]
今日(5月25日)は、NPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の四日目。
午前は、ひとに「お願い」したり「おわび」する場面でのルールをケーススタディで学びました。
午後は、求人情報の読み方集め方について、私が説明したあと、参加者で話合いしました。
<午前>
「お願い」にしろ「おわび」にしろ、言わなくてはいけないポイントと順序があります。それをきちんと抑えれば、相手も気持ちよく、自分も気持ちよくすっきりと事が進みます。そのルールを学びました。
<午後>
ハローワークの求人票を例にして各項目にどういう情報が隠されているかを私なりに解説しました。特に「会社の特長」の欄は採用担当者が苦労して書いた文章が記載されています。私はその文章から読み取れる職場のイメージを話しました。参加者は「そうかなるほど!」と納得していました。
五回目(29日)は、終日就労体験です。場所は、会場近くのぶどう農園です。
定員にまだ若干余裕があります。また、応援、顔出しOKです。これから一ヶ月、毎週月木です。
場所は、頼成の森より砺波方面へ200Mの「グレーパリィ」さんです。お待ちしておりま~す。
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みんなの仕事塾 三日目 [就労支援]
今日(5月22日)は、NPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の三日目。
午前は、就職だけが職業人生じゃない「非サラリーマンという生き方」について雑談風に。
午後は、今年2月の「海外インターンシップ~タイ編」を体験した方をお呼びしての報告会。
<午前>
就職しているある参加者は、「仕事は必ずしも自分の一番好きなことややりたいことではない。お金を稼がないと喰っていけないから仕事に就いている。お金と仕事を打算的(いい意味で)に損得分岐点で折り合いをつけて仕事をしている。非サラリーマンは、空白ができて不安。」という意見があった。
その一方で、10人中2~3人は「非サラリーマン人生」タイプという説がある。サラリーマンが無理。そういう人は、資格を取得してそれを活かす方法はどうだろうか。そういう人はたぶん内気な人。内気な人は、①想像力が豊か②アイデアマン③悩める人の気持がわかる。それを活かすのはどうだろ。
<午後>
海外インターンシップの報告会。チラシには、次のように書いた‥
「目的を決めて行きました」
「じぶんに優しくなれました」
「大切な笑顔がありました」
しごと的リハーサル、[タイ]ツアー。
ツアー体験者から「悩んでいたことがバカみたいに思えて、ふっきれた。」というコメント。また、この報告会を聞いたある方からは、「微笑みの国なら、パキスタンが一番」という意見。その方は世界50ヶ国を旅行した猛者。他にも、いろいろな人の話が聞けて、とてもいい雰囲気になりました。
四回目(25日)は、午前は自己紹介を考えるワークシート。午後は求人情報の読み方集め方です。
定員にまだ若干余裕があります。また、応援、顔出しOKです。これから一ヶ月、毎週月木です。
場所は、頼成の森より砺波方面へ200Mの「グレーパリィ」さんです。お待ちしておりま~す。
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みんなの仕事塾 二日目 [就労支援]
今日(5月18日)は、NPO法人マイジョブクリエイションズ主催の「みんなの仕事塾」の二日目。
午前は、「聞き上手になろう!」傾聴トレーニング。
午後は、セルフトレーニング実践法と「人となり」を言語化するワークシート。
「聞き上手になろう!」は、説明と練習①(3分間)と練習②(7分間)をしました。聞き上手になるためのステップ①相手に注意を払う②傾聴スキルのひとつ(=反射)を使うことに挑戦しました。これをすることでどんな人とも話すコミュニケーション能力と自信が身につきます。
ワークシートの方は二題。30分間、みなさん黙って考え、それを文字にしていただきました。特に「人となり」の方は、参加者ひとりひとりの「人となり」がわかり面白かったです。ある方は、行動を先取りしすぎる、どちらかというとネガティブな結果を予測する自分の思考傾向に気がついたようでした。
三回目(22日)は、午前が会社を辞めてどう生きるか。午後は就労体験型タイツアーの報告会です。
定員にまだ若干余裕があります。また、応援、顔出しOKです。これから一ヶ月、毎週月木です。
場所は、頼成の森より砺波方面へ200Mの「グレーパリィ」さんです。お待ちしておりま~す。
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