タイ海外インターンシップ② [海外インターンシップ]
さて、タイでの就労体験プログラム(2・20-28)に同行した感想から‥
過程が見えない社会 日本
え~、極めて私事ですが、7泊もいたしますと、途中衣類を洗濯しました。お風呂で手で洗濯しました。石鹸でゴシゴシしてるとき、衝撃を覚えました。洗濯物がキレイになるの様子をみてうれしくなった自分に衝撃を覚えました。あれっ、「洗濯って楽しい!」。え~~っ、そんなことあり。汚れ物(そんなに汚れていたのか?)が見る見るキレイになっていく。それが気持ちいい。日本では味わえない感覚だ。
日本では、洗濯=洗濯機。そのキレイになる過程は見えない(隠している?)。キレイになったモノだけを拝見することができる。でも、洗濯に限らず、日本では見えない過程がタイでは見えるということが多かった。
タイには、自動販売機がない。ジュース、ビール、たばこ。これは、機械の価格>人件費だからと思われる。自動販売機の代わりに、路上には露店が所狭しと並んでいる。それが、街の賑やかさを形成している。また、お金を使う交換という行為がヒトとヒトとの間で行なわれる。そこで、「コープク~ンカ~プ(=ありがとう)」の言葉と笑顔が交換される。気持ちが潤びるひとときだ。
また、家庭も可視化できる。家庭とは、こどもを育てる過程(だじゃれではない)である。それを街や村の随所で見ることができる。母親、赤ちゃん、おばあさん、プラス近所の女性陣が集まって、こどもを見守っている。そんな様子をみると、こちらまで微笑ましくなってくる。
バンコクの街では、屋台の仕事を手伝う小学生。母親と店番する三歳くらいの子。団地の隙間で遊ぶ男の子が守衛のおじさんとじゃれあっている。知らず知らず、こどもと大人の働く姿が見えている。
果たして、日本社会、こどもは大人の働く姿が見えるのだろうか?
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