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タイ海外インターンシップ⑪ [海外インターンシップ]

帰路、セントレア空港から名鉄に乗り換えたとき、「せかされている」感じが(脳のまわりで)した。電車や従業員、乗降客の動きのペースがとても早かったせいだろうか?

「早くしないと乗り遅れるぞ!」そんなメッセージが‥
また、乗り遅れた人に対して、「なにやってんだ」というまなざし‥

今の日本社会には、そんな視線があるような気がした。それは監視されている社会(って、被害妄想に近いかも?)。フランスの哲学者ミシェル・フーコーのいう「パノプティコン」という見えない装置がシステムとして今の日本で作動している。「パノプティコン」とは、刑務所を高~い位置から一望できる監視システム(日本風に言えば、「風呂屋の番台」)のことである。

一方、タイは「優しいまなざし」の社会。許し、認めあう社会という感じがした。なにせ、どの仏像をみても、みなさん笑っておられました。「風呂屋の番台」が笑ってる社会。だから、タイの人も笑っておられました(これぞ、まさに「微笑返し」‥)。

日本人は、「せかされている」。だから、物事をじっくり考えることができない。私は、もっと考えるべきだと思う。いや、もっともっと考えるべきだと思う。そして、焦らず、ゆっくり行動すればと思う。長い目で見たら、その方が目的の場所に早く着いちゃったりして、もし着かなかったとしてもその過程を楽しめればそれでいいんじゃなのかなあと思う。カメのように‥。


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コメント 1

よしし

本日はありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

>日本人は、「せかされている」。

 確かにそうですね。自分はかなりせっかちなので、
 これからは、ゆっくり生きていきたいです。

もしよろしければ、自分のブログものぞいてやってください。

よししの好きなもの
http://yoshishi.ameblo.jp/
by よしし (2006-03-17 13:49) 

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