計画力を強くする [みんなの仕事塾]
今年も「みんなの仕事塾@富山」を行います。
7月2日(月)~週二日(月・木)で、7月8月9月の三ヶ月間です。
目的は、参加者が仕事に就くことです。
そのために、今年は三つのテーマを掲げました。それは「対人関係」「論理力」「計画性」です。この三つの力を段階的に高めるカリキュラムになっています。なぜ、この三つなのか? それは、仕事に就くために必要な力だからです。要するに、この三つの力があれば仕事に就けるということです。また、仕事に就けないのは、この三つの力が劣っているからです。
一方、われわれの働く状況は20年前と比べ変わり、かなり不確かになりました。時代が変われば対処の仕方も変えなくてはいけません。そのために、先の三つの力を高めることが必要です。
「人間は考える葦である」という至言を残したパスカルは、「人間は不確かさのために働く」という言葉も残しています。この言葉を最初(P21)と最後(P173)のところで引用している本があります。それは、『「計画力」を強くする』加藤昭吉著(ブルーバックス)2007年5月20日発行です。この本が出版されてひと月も満たないうちに私の手元にあります。なんとも不思議な縁を感じます。本書から…
P21
「「計画とは何か」についてはいろいろな考え方がありますが、ここでは「目的・目標を実現するために構想を練り、その構想を具体化するために必要な段取りや手順を考えること」とします。」と意味規定しています。私はここのポイントは計画が立案と実行の二つを指している点だと思います。
さらに個々の言葉について…
目的=「こうしたい」とか「こうなりない」と考える最終的なゴール
目標=目的へ到達するためのに必要な通過点
段取り=目的・目標に近づくための作業の下準備
手順=作業の合理的な配列
と意味規定しています。
私は、この本を手がかりにして「みんなの仕事塾」でみんなの(わたしの)計画を省察していけたらいいなあ~なんて思っています。
まず一人、そして一人、さらに一人。これで3人。
がんばろう-。
by TOTO (2007-06-16 14:12)