感謝

「感謝をしていない人は努力していてもうまくいかない」と主張する人がいる。

ほんとうだろうか？　ちと、考えてみたい。まず、対偶をとってみよう。

「感謝をしていない人は、努力していてもうまくいかない」は、
「努力してもうまくいくのは、感謝している人である」となる。
※これで正しいでしょうか

確かに、努力したからといってもすべてうまくいくとは限らない。
うまくいくのは努力と感謝をしている人である、という主張である。
なるほど、これは分かる。

また、この人は「感謝だけしていれば、うまくいく人もいる」とも主張している。

ほっ、ほんとうだろうか？　努力はしなくていいのだろうか　だとすると楽かも…

ここは、ド・モルガンの法則の「Ｓの中にＰであるものが存在するの否定は、
すべてのＳはＰではない」を使ってみよう。

「感謝だけして（努力しないで）いる人の中に、うまくいく人もいる」は、
「感謝だけして（努力しないで）いるすべての人は、うまくいく人ばかりではない」となる。

あ～やっぱり
普通は、努力しないとうまくいかないんだよなぁ～。でも、僅かだが感謝だけで努力しないでうまくいく人がいるんだぁ。私は凡人だから、努力しないと。それとも、まずは感謝からかなぁドッチモデス！