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ゲシュタルト療法 [カウンセリング理論]

6月14日(土)サンシップとやまで『ゲシュタルト療法入門』(参加費1000円)が行われた。
NPO法人日本交流分析協会北陸支部の主催で、百武正嗣氏の2時間講座だった。
ちなみに、百武氏はゲシュタルト療法を始めたF.パールズの孫弟子にあたるそうだ。
私は、“ゲシュタルト”という名前しか知らないまま、どんなものか知りたくて参加した。

復習の意味で、自分なりにまとめておく。

考え方
[1]前提
人と環境を次の三つに分ける。しかも、自動切替され、どれか一つのみに注目される。
①思考(脳)
②内部(身体)‥皮膚より内側
③外部(現実)‥皮膚より外側

[2]今、ここ。
自分の②内部(身体)のサインに気づくこと。正しい答えを①思考(脳)で求めるのではない。

[3]未完了。
未完了であると、②内部(身体)にサインが浮かび上がる。それを無理に反省したり、自己否定したり、取り引きしたりすると消えるどころか再び浮かび上がってくる。また、そうなるとそれにエネルギーが取られる。これは悪循環。例えば、仕事のイライラをやけ酒呑んで抑えようとしても、抑えられない。したがって、浮かび上がってきたサインにはむしろしたがっていけばよい。この未完了のサインは安全な場所で安全な方法で表現すればすべて消えてなくなる。

方法
エンプティチェア・テクニック―空椅子の技法を実際に四人の参加者が体験した。前に椅子が二つ用意され、まず本人がどちらかに座る。空いている椅子には具体的な問題の相手が座っているものとする。そこで本人は一人二役で対話する。しかし、そのとき①思考(脳)ではなく②内部(身体)に感じることを伝えるよう常に指導される。そうすることで、本人が打ち解けたり、温かい心になったり、心が軽くなったり、その他にもいろいろな気づきが生まれるようだった。

な~るほどです。すばらひかったです。[猫]  ちなみに、私はジェンドリンのフォーカシングとも似てるし、ロジャーズの自己一致とも似てるし、森田正馬の生の欲望とも似てるなぁ~と思ひまひた。
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