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失業 [就労支援]

失業の心理学離職直後の心境は、それまでの経緯で違う。例えば、楽観視する人、すっきりする人もいる。割り切りや覚悟ができていなかっために前の会社に憤りを感じる人もいる。いずれにしても、後遺症が残る。強い不安感や疑問などをともなう。

しかし、本書では、時間がたてばこの離職直後の不安感などは少なくなるという。現実の不安に対して何らかの適応力がついてくるという。それは下記の変化と「時の力を信じて待つ」ことによってついてくる。

①いやおうなく立ち止まる
②冷静に事態を見つめる
③自分の生き方を考える
④これまでの生活を見直す
⑤前向きに受け入れる

という“失業からの立ち直りのプロセス”が人にはある。また、失業生活は場合によって家族の絆を深めるというプラスの要素もあるという。本書は失業を人生の再建に向けた取り組みとしてプラスに捉えている。つまり、失業は全てを失ってしまうような事態ではないという。

そうかもしれない。一般的にいう就労支援は、「いかに職に就くか」だが、見方を変えれば失業支援ともいえる。だとすると、「いかに失業生活を支えるか」という問いだと思う。
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