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特性 [発達障害のこと]

今日の朝日新聞朝刊の「発達障害とともに(下)」に岐阜大医学部の高岡健先生が

①「発達障害は、脳の機能障害が原因とされますが、社会構造の変化の過程であぶり出されてきた側面があるのではないか。」

②「発達障害の人は、自分の得手不得手など特徴を把握し、職場で伝えられるようにならなければいけない。」

と書いておられた。

①は、私もそう思う。昔はちょっと変わった人が身近にいた。けど、そういう人も職につくことができたし、そういう人を見る目もおおらかだった。高岡先生も書いておられるが、産業構造の変化によって対人関係が必要な仕事が増えてきたのだと思う。私は、定量的に加えて、定性的にも高度な対人関係が求められるようになってきていると思う。

②も、私もそう思う。今のところ障害者雇用の制度では特定子会社が今一番いいと思う。このように、最近では求人側、つまり企業側の歩み寄りが見られる。しかし、求職側、つまり当事者側にもできることはあると思う。厳しいかもしれないが発達障害をもつ人も可能な限り歩み寄るよう努力するべきだと思う。それは何かというと、自分の特性を理解することである。すなわち、障害を辞書から引用してなんとなくそうじゃないかと話すのではなく、自分の言葉で、できるだけ詳しく自信をもって話せるようにすることが必要だと思う。ただ、それはひとりでは無理だろうから、キャリアカウンセラーやジョブコーチのような人の支援を得るなどして行うのが良いと思う。
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