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前兆 [読書した履歴]

こどもニート、大人ニート―タイプ別脱出プログラム『こどもニート、大人ニート』(神山新平著 2008年10月 草思社)をみた。

「みた。」は、全部読んでないから…。要所を、「一部熟読」しただけである。

その要所とは、ニートとひきこもりの違いである。言い換えれば、「ニートとひきこもりはどこが違うのか?」である。つまり、事象面だけでみる“自宅(自室)に閉じこもっている=ひきこもり、そうでない=ニート”でいいのかどうか。


実は近年、ニートとひきこもりではその対処の仕方が異なると支援側からいわれるようになってきた。したがって、支援対象をはっきりニートに限定する団体もある。つまり、ひきこもりは対象から外れる。

私も支援の現場に従事しながら、その対応の仕方においてニートかひきこもりかを見分ける能力の必要性を感じている。本書の著者は、それを「明確に分けられる」という。それが以下の部分だ。
<本来のひきこもり>とは、不登校という前兆現象をへて生まれる、生徒、学生だけが陥る、特定の停滞である。いかなる者も不登校という前兆現象に陥らないかぎり、ひきこもりになることはないのである。「<本来のひきこもり>は不登校から生まれる」ということを、本章ではよく覚えていただきたい。(P32)

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