和田 [読書した履歴]
わたしにとって、和田といえば春樹だった。しかし、今ではハルキでもなくヒロミでもなくしてヒデキが主流らしい。その和田秀樹氏の『大人のための読書法』(2005年9月 角川書店)を読んだ。遅ればせながら和田本二冊目読破である。
面白かったのは、情報を「ストック」と「フロー」という造語で使い分ける概念を創造した点である。通常、「ストック」と「フロー」は、お金について使われる概念である。しかし、和田氏はそれを独創的かつ実用的に使っている。
面白かったのは、情報を「ストック」と「フロー」という造語で使い分ける概念を創造した点である。通常、「ストック」と「フロー」は、お金について使われる概念である。しかし、和田氏はそれを独創的かつ実用的に使っている。
「ストック」の段階の情報は、いわばデータの断片のようなものであると考えるとわかりやすいだろう。これを持っている状態は、単なる丸暗記のときとは違って要点はしっかり掴んでいる。(略)これを整理して、いろんなものに応用できるようにしたのが次の「フロー」の段階である。ここに至るには、データの断片を集約して組み合わせて、なおかつ論理的に統合するような作業が必要になる。(P127-128)
コメント 0