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親子 [ひとりごと]

こどもはまだまだ、いろいろなひとの力を借りないといろんな壁を乗り越えていくことはできない。たとえば、生まれてすぐ赤ちゃんのときには親の力を借りるし、就学時は教師の力も借りる。中学校以降には友達の力も借りるだろう、そしてその範囲は広がっていく。

しかしその一方で、中学に入るといわゆる「第二次反抗期」をむかえる。これまで借りてきた力だけでなく、自力で壁を乗り越えようとする。

親にとっては、それまでもっぱら支える一方だったがそうではなくなる。つまり、支えるべきときに支えないとこどもは壁を越えられないし、突き放すときに突き放さないとこどもはせっかくの機会に自力で生きる力を身につけることができない。

だから、この時期、親は「支えるとき」と「突き放すとき」の見極めに戸惑う。すなわち、「支えるとき」一辺倒でも、「突き放すとき」一辺倒でもよくない。

[図解]大人のケンカ必勝法 論争・心理戦に絶対負けないテクニック偶々読んでいた和田秀樹氏の『大人のケンカ必勝法』(P54)に、アメリカで人気のある精神分析学者ハインツ・コフートの「共感理論」が書いてあった。

それは相手の心理ニーズを3つのパターンに分け、それに合わせた接し方をすることで相手を納得させ、味方にするというものだ。本著では、上司-部下の関係を例としてあげているが親-子でも同じことだろう。

つまり、①「」…反応する ②「理想化」…支える ③「双子」…同じだね

無視されるのは誰でも辛い。だから、①はとにかく反応する。②は突き放さず支える。③は支えるでもなく突き放すわけでもなく、似たもの同士だなあと思われるようにする。

結論としては、こどもが何を求めているかという点を考えその心理的ニーズを満たしてあげることだ。こどもの心理的ニーズを満たしてあげれば元気になってまた日常生活がうまくやれるようになっていく。そのときは、突き放し任せてしまえばいい、ということである[猫]これなら、なんとかできそうだ。
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