SSブログ

学習 [発達障害のこと]

発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書)こんな本を買いました。

『発達障害 境界に立つ若者たち』
(山下成司著 2009年6月 平凡社)

学校法人として認可されない無認可学習施設は、通常フリースクールや塾といわれる(のだろう)。しかし、そういう学習施設でも高卒資格を与えることができる。いわゆる、「広域通信制」の学習センターといわれるところがそうである。

本書の著者は、そういうところで講師として働いていた。本書は、その卒業生6名のインタビューからなる。インタビューの対象は、一見、ふつうの若者である。しかし、計算ができない、読み書きができない、人とうまく関われないなどの困難(=「発達障害」)をもつ若者である。

「発達障害」を扱った本は多い。しかし、実際は教育の側からのものがほとんどだ。したがって、その対象は主に18歳以下である。その点、本書は高校卒業・後の若者を描いている。そこが新鮮だ。

また、この本のおかげで、「発達障害」の学習障害といわれるものがどんなものか、少し理解できた、ような気がする。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。