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ろまん [読書した履歴]

新しいキルケゴール―多者あるいは複数自己の理論を求めてこんな本を買いました。
『新しいキルケゴール』(村瀬学著 大和書房 1986年11月)

今、この本を通読している。

読んでいるうちに、次の箇所にぶちあたった。

「キルケゴールはすでに1830年代の後半にこういう「助教授」(宇野氏のこと-盛田)たちの出現する時代のきていることを感じていた。当時そういう男たちは《ロマン主義者》としてコペンハーゲンの街中をウロウロしていた。(中略)しかしキルケゴールはある時期に気がついた。彼らロマン主義の概念や用語はあまりにもやすやすと「生活」を飛びこえすぎてしまっていると。」(P128)

このところで村瀬氏が云わんとしようとしていることとは別に、わたしは氏のドゥルーズ=ガタリ批判を発見した、と感じた。そして、それはわたしがこの本に暗に期待していたことだ、とこの箇所にぶちあたってわかった。

しかし、ドゥルーズ=ガタリがでるよりも120年も先に、すでにそれをいい、超えていたキルケゴールって、…。

なんのことをいっているのか不明だ、と思われるだろう(どうも、すみません)。書いてるわたしも、ふわっとしか掴んでいないものですから。でも、掴んでいる手応えはあるし、わかりかけた、という感じ。もっとよくわかるのは、この本をもう一度読むときだろう。
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名古屋の虎

こんにちわ

何を言っているか不明だ----。




by 名古屋の虎 (2010-07-02 20:06) 

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