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ほっ、と [キャリアカウンセリング]

先日(9月5日)、金沢で行われたJCDA(日本キャリア開発協会)の研修に参加した。内容は、クルンボルツのキャリア理論であった。

キャリア理論の大御所は、スーパー、ホランド、クルンボルツである。そして、今なおご存命なのが、クルンボルツで、ただ一人らしい。御年80数歳で、今なおテニスをしているらしい。

この業界では、クルンボルツの理論が今とても人気があるらしい。労働の流動化など、不確実性の時代を反映しているのだろう。

クリンボルツのキャリアカウンセリング理論は、ロジャーズとも違うし、パーソンズとも違う、といわれる。つまり、非指示的・受容的というよりは行動を促すし、科学的というよりは経験の積み重ねを重視するからである。

したがって、実際のキャリアカウンセリングの場面を収めたDVD(『クルンボルツ博士のキャリアカウンセリング・DVD』企画・製作JCDA-結局購入してきました)を見ると、しっかり傾聴しているし、肯定的受容や共感的理解をしている。しかし、そうしつつも、イラショナルビリーフ(不適切な信念)の打破を行い、できること、できそうなことを“とりあえず、やってみよう”と促している。

わたくしのブログのタイトルは“とりあえず、やってみよう”である。たぶん、わたしの考え方とクルンボルツ理論は、どこかで重なる部分が多いんだろう、という感じがしている。そんなことをあらてめて感じた。

また、今回の研修を受けてみて、わたしが今なんとなく(無我夢中で…)やっている就労支援の方向性や今いろいろと本を読んだりして学んでいることが、クルンボルツの理論を学ぶことで整理されていくような感じがした。そして、それらが地道な歩みではあるが無駄ではないように感じることができた。よかった(ほっ)。
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