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とって [キャリアカウンセリング]

今日、JCDAの研修へ行ってきた。テーマは「経験代謝(理論編)」。内容は、講義とロールプレイ。時間は、約2時間半。行ってよかった。少し、メモのつもりで今日のふりかえり。

「経験代謝」は、ズバリ“JCDA版フォーカシング”、だな。JCDA版としたのは、ロジャーズの《自己概念》を色濃く残しているから。だから、フォーカシングとパーソン・センター・アプローチの折衷。でも、その大部分がフォーカシングで、技法がロジャーズに敬意を表して《自己概念》を使いました、っていう感じ。

では、どんな技法か。それは、「自己概念の影」に焦点をあてる方法だ。では、どうやって…。まず、クライアントの話すことばのなかから、特徴的なキイワード(特に、感情の部分)に注目し抽出する。そして、そのキイワードの捉え方を確認する。キイワードの捉え方の確認をすれば、捉え方が変化する。そして、新しい「意味の出現」を促す。そういう技法である。そして、さらに、それは次の行動につなげることができるはず、というプロセスである。

たとえば、である。
あるキイワードに見当をつけ…
「◇◇さんにとって、☆☆(=キイワード)はどのようなものですか?」と投げる、のである。

わたしは、「自己概念の影」がフォーカシングのフェルト・センス。「意味の出現」がフォーカシングのフェルト・シフトと非常によく似ている、と思う。けど、その問いそのものがフォーカシングとでは違う。たぶん、「経験代謝」は、これはこれでひとつの技法としては実践で有効なんだと思う。

そんなわけで、得るものがあった。また、ワークショップを通し、自分のカウンセリングスキルを相対的に感じられた。こんな機会はめったにない。だから、それもよかった。
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